向かうは神楽坂。
4月15日、日本出版クラブ会館で、
“正津勉”先生の出版記念会が開かれた。
詩人正津先生の著書の中で、
今度の出版物は異色ではないだろうか。
タイトルは『山川草色』(さんせんそうもく)。
写真家“三宅修”との共著である。
先生の教え子のひとりとして、
あるいはBゼミの末席に加わっている者として、
神楽坂へ向かう。
仕事が終わってすぐの直行だったが、
会場入りは遅れる。
すでに会は始まっていて、
歓談する出席者で賑わっていた。
拙ブログで何度も書いているように、
正津先生は詩人である。
ただ、ここ数年の著書を見ると、
小説家、エッセイストの顔を持っている。
また登山家でもあり、山岳詩人の名を持つ。
今回出版された『山川草木』も、
三宅修氏による美しい山々の写真とともに、
作家たちが歌い、詠み、綴った自然への想いを、
正津先生が解説した書物だ。
版元は白山書房。
『山川草木』は白山書房創業30年記念出版である。
この頃ぼくは、正津先生のゼミにご無沙汰になっていた。
出版記念会はゼミの人たちも多く参加していて、
昨年の暮れ以来に顔を合わせる。
中には、数年ぶりの人もいた。
岡本敬三氏の出版記念会以来にお会いする人もいる。
歌人、詩人、俳人、作家、カメラマン、編集者、翻訳家、
ピアノ教師、医師、評論家、新聞記者……
まるで春の山の賑わいである。
芽吹く草花を目の当たりにしているようで気持ちがいい。
ところで、正津先生のゼミに出入りし始めて、
なんだかんだ言って9年目を迎えている。
正津先生とは出会って10年以上経っているが、
実は1度も背広姿を見たことがない。
今度はネクタイを締めてくるだろうか?
半蔵門線に揺られながらそんなことを思っていた。
しかし、実際に会場に入ると、
先生はいつものジーンズ姿。
出席者の方が気合いが入っていたかもしれない。
先生のジーンズ姿にはまるで違和感がない。
いまにも山へ行きそうな装いである。
きっと我々は、正津先生の背広姿は一生見られないのだろう。
西から太陽が昇ったって怪しい。
形式にとらわれず、どこか自由奔放で、
それでいて自分に厳しい。
ときに恐い一面を覗かせるが、
酒と山を愛し、誰にでも気さくに話すようで、はにかみ屋。
読者はそんな正津先生のスタイルに憧れるのだろう。
昔もいまも、そしてこれからも……
宴もたけなわの挨拶のとき、
ネクタイを締める三宅氏の隣で、
詩人は飄々と立っていた。
正津先生、改めてご出版おめでとうございます。
日本出版クラブ会館
『山川草木』出版記念会。
挨拶をする正津勉先生。
画像を掲載してあとで叱られるかも……
日本出版クラブ会館
http://www.shuppan-club.jp/
※参照URL「B-semi」
http://homepage1.nifty.com/B-semi/index.htm
参照記事「“詩人のゼミ”で飲む酒はどんな味?」
http://blog.goo.ne.jp/kuni-furutone118/e/598eeb67940590b3e99603e617acc750
「山の本」
白山書房発行
『山川草木』
三宅修・正津勉著
2009年4月10日発行
白山書房
白山書房ホームページ
http://hakusan.outdoor.cc/
4月15日、日本出版クラブ会館で、
“正津勉”先生の出版記念会が開かれた。
詩人正津先生の著書の中で、
今度の出版物は異色ではないだろうか。
タイトルは『山川草色』(さんせんそうもく)。
写真家“三宅修”との共著である。
先生の教え子のひとりとして、
あるいはBゼミの末席に加わっている者として、
神楽坂へ向かう。
仕事が終わってすぐの直行だったが、
会場入りは遅れる。
すでに会は始まっていて、
歓談する出席者で賑わっていた。
拙ブログで何度も書いているように、
正津先生は詩人である。
ただ、ここ数年の著書を見ると、
小説家、エッセイストの顔を持っている。
また登山家でもあり、山岳詩人の名を持つ。
今回出版された『山川草木』も、
三宅修氏による美しい山々の写真とともに、
作家たちが歌い、詠み、綴った自然への想いを、
正津先生が解説した書物だ。
版元は白山書房。
『山川草木』は白山書房創業30年記念出版である。
この頃ぼくは、正津先生のゼミにご無沙汰になっていた。
出版記念会はゼミの人たちも多く参加していて、
昨年の暮れ以来に顔を合わせる。
中には、数年ぶりの人もいた。
岡本敬三氏の出版記念会以来にお会いする人もいる。
歌人、詩人、俳人、作家、カメラマン、編集者、翻訳家、
ピアノ教師、医師、評論家、新聞記者……
まるで春の山の賑わいである。
芽吹く草花を目の当たりにしているようで気持ちがいい。
ところで、正津先生のゼミに出入りし始めて、
なんだかんだ言って9年目を迎えている。
正津先生とは出会って10年以上経っているが、
実は1度も背広姿を見たことがない。
今度はネクタイを締めてくるだろうか?
半蔵門線に揺られながらそんなことを思っていた。
しかし、実際に会場に入ると、
先生はいつものジーンズ姿。
出席者の方が気合いが入っていたかもしれない。
先生のジーンズ姿にはまるで違和感がない。
いまにも山へ行きそうな装いである。
きっと我々は、正津先生の背広姿は一生見られないのだろう。
西から太陽が昇ったって怪しい。
形式にとらわれず、どこか自由奔放で、
それでいて自分に厳しい。
ときに恐い一面を覗かせるが、
酒と山を愛し、誰にでも気さくに話すようで、はにかみ屋。
読者はそんな正津先生のスタイルに憧れるのだろう。
昔もいまも、そしてこれからも……
宴もたけなわの挨拶のとき、
ネクタイを締める三宅氏の隣で、
詩人は飄々と立っていた。
正津先生、改めてご出版おめでとうございます。
日本出版クラブ会館
『山川草木』出版記念会。
挨拶をする正津勉先生。
画像を掲載してあとで叱られるかも……
日本出版クラブ会館
http://www.shuppan-club.jp/
※参照URL「B-semi」
http://homepage1.nifty.com/B-semi/index.htm
参照記事「“詩人のゼミ”で飲む酒はどんな味?」
http://blog.goo.ne.jp/kuni-furutone118/e/598eeb67940590b3e99603e617acc750
「山の本」
白山書房発行
『山川草木』
三宅修・正津勉著
2009年4月10日発行
白山書房
白山書房ホームページ
http://hakusan.outdoor.cc/
三宅修さんも最初はノー・ネクタイで会場に登場。
普段は全く締めないと語っていました。
さんせんそうもく の内容見本と注文の頁です
http://hakusan.outdoor.cc/SAMPLE/sansensoumoku.html
みうね山の項目では詩人の後ろ姿をアップしています
http://yamanohon.exblog.jp/
やはりお祝いの席というのはいいですね。
とても楽しい出版記念会でした。
三宅さんも最初はノーネクタイだったのですね。
とても優しそうな方で、
正津先生も終始笑みを浮かべていて、
あたたかい時間だったと思います。
お酒もおいしかったです(^^)