こよい除夜の鐘が鳴って、午前0時の時報を聞くと新しい年となる。
いまの太陽暦は、明治新政府の太政官布告により、陰暦を廃し、
1872年(明治5年)12月3日を明治6年1月1日としたのが始まり。
一節には、当時の大蔵卿大隈重信が陰暦のままだと、
年に13回も給料を支払うことになるので、国家財政上も太陽暦を急いだとか。
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今年の漢字一字は『金』とされた。
東京オリ・パラでの金メダルラッシュに沸き、ノーベル賞など各界での金字塔もあった。
また、恒例の住友生命の創作四字熟語は『七菌八起』。
『ななコロナ、やおき』と読ませ、コロナ禍での人々への期待と称賛である。
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その新型コロナについて概観すれば、
まず、アルファ株から始まり、デルタ株での猛威に襲われ、いまオミクロン株に対峙である。
オミクロン株に関しては、感染力が強く重症化リスクは低いとされるが、データは少ない。
これまでの感染対策を緩めることなく、3回目のワクチン接種が待たれる。
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年の瀬だから家人にせがまれて、自分の部屋も掃除をする羽目になった。
すると、『アベノマスク』が出てきた。
【アベノマスク】
国から送られてきたもので、そのまま段ボールに突っ込んでいたもの。
政府の方でも大量の在庫をかかえ、保管料も大変だと聞いた。
岸田首相は安倍さんに気兼ねしながら、どうやら廃棄処分にするとか。
私の方も政府に倣って、廃棄処分にするか?記念品としてとっておくか?
ゴミ出しカレンダーによる『ゴミ出し日』は、明けて1月4日である。
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さて、この一年は、
暇は有り余るほどあったが、アッと言う間に過ぎた不思議な一年でもあった。
恒例の紅白は知らない歌手や早口言葉の歌詞ばかりでトシヨリにはついていけません。
10時過ぎには就寝しました。
殴り合いの格闘技を布団の中で見ていましたが、これもいつの間にか眠つてしまいました。
今朝は年に1度ですが旗を門柱に立てました。
近隣で旗を掲げる家は見当たりません。
アベノマスクは我が家にも在庫があります。
国の方針に従い処分します。それとも、虞政の証として子孫に残すか。
健軍神社への初詣もリモートで家から致します。
リモート初詣とは知りませんでしたが、良さそうですね。
本年もどうぞよろしく!