きょうは父の日。
私にも世間並みに、離れて暮らす娘から宅配便が届いた。
サントリーの山崎原酒樽醸成ブレンド≪醸造家の夢≫というビール。
ラベルを見ただけでも、高級・珍品そうである。
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父の日は戦後の日本へ持ち込まれたもので、私らの子供時代は知らなかった。
まず、マザーズディとして母の日が流行り出し、後からファザーズディの父の日が。
だから、父の日は母の日に比べ、一歩も二歩も遅れて定着してきたものである。
今日はギフト屋と宅配便のお陰で、母の日並みに父の日をキャンペーンしてくれるから、
世の父親たちも恩恵に預かれるのだ。
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本場、アメリカのファザー( father ) を辞書で引くと、
Father of his country と言えば、初代大統領のジョージ、ワシントン。
Father of waters , the に続く単語は、ミシシッピィー 。
The child is father to the man . 三つ子の魂、百まで≪子供はおとなの父≫
Like father , like son , この父にして、この子あり。
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父(ファザー)の持つ英単語の意義を見てくると、
父の日とは、子供からのプレゼントを期待する前に父親らしい振舞いが出来ているか?
自らを省みて反問する日でもありそう。
さもないと、チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよ」と叱られそう。
私はメールだけ。メールだけでも良しとします。(負け惜しみ)
食料難でウサギを飼うことを奨励する国があるとか。
子供の頃、私もウサギを飼つていました。
絞めるのは父の仕事で、皮を剥いでからしか見ていません。
でも、美味しかったなあ。
コロナで帰省出来ないので、贈ってきたものかと思います。
子供の頃のウサギ飼育の話しは、戦後の食糧難で日本中が何処も同じような事情だったのでしょう。
思い出すのは、とにかく餌集めに難儀した事でした。