九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

詰碁「長生」

2017年07月30日 | 書籍
 詰碁に「長生」という珍形がある。
【図-1】
                    ■
 【図-1】のとき、白の手番で打ち欠いた局面が下の【図-2】
【図-2】
                    ■
 【図ー2】のまま、黒が手を抜くと、白から中手5目にされて黒死となる。
 そこで、黒は白4目を取るため、アタリと突っ込む。
 すると、白は黒2目を取り、さらに黒も取り返して【図ー1】へ戻る。
                    ■
 白は再度、打ち欠いて【図ー2】となるれば、
 つまり、【図-1】⇒【図ー2】⇒【図ー1】⇒【図ー2】を繰り返す。
 双方が譲らなければ延々と続くことになり、無勝負となる珍形である。
    
コメント (2)
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