時刻表
一昨日の新聞に時刻表の話が載っていました。
書き出しは
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まもなく10連休。列車の旅を計画するのに使われてきたのが、「時刻表」だ。
インターネットで経路や乗り継ぎが簡単に調べられる時代でも、色あせない魅力とはなにか。数字の並びから生まれたドラマ、歴史を振り返る。
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です。
50年ほど前、年に一度ダイヤ改正がある都度時刻表を買ってカバンに入れていました。 一年間使用すると表紙はボロボロになり角は丸くなっていました。
その時刻表は仕事で使う他に「今から〇〇まで行くにはどのように行くか」などと空想を膨らませることのできる楽しい読み物でした。
新聞に書かれていた見出しは『時刻表 俯瞰する贅沢』です。
確かに時刻表には『贅沢』といわれてもいい楽しみがありました。
今では携帯やパソコンで乗り継ぎ、最も早いルート、最も安いルートなどを一瞬にして検索できるようになりました。かさばる時刻表を持ち歩く必要は全くありません。
しかし私にとっては駅と列車の一覧をすぐに見ることができる時刻表の便利さは捨てがたく、今でも四国の小型の時刻表は毎年購入しています。
駅や電車の中で時刻表を見ている姿は若い人から見れば、時代についていくことのできない人間だと思われているかもしれません。
話は変わりますが、パソコンで長年利用していた『駅から時刻表』のサイトがこの3月29日でサービスを終了しました。代わりのサイトを探すといろいろな便利なサイトがありました。長いこと『駅から時刻表』だけが乗り換えサイトだと思っていたのですが、もう少し余裕をもって広くいろいろなサイトを探せばよかったと思っています。この点では時代に遅れているといわれても否めません。