般若心経

写経
四国八十八ヶ所

四国八十八ヶ所

2016-08-20 | Weblog
8月20日

民宿金子や~第20番鶴林寺~第21番太龍寺~第22番平等寺~由岐橋本屋旅館

金子や 朝5時出発 日の出30分前、明るく歩くのにちょうどいい。

親指の道標

親指の道標もめずらしい。

鶴林寺手前から太龍寺を望む


鶴林寺





鶴林寺の菩提樹を今度行ったとき見てみようと思っていたのだが、菩提樹なる木を見たことがなく、どれがその木かわからない。納経所で聞くと本堂の左奥にあるという。再度本堂まで登ってみた。囲いの中に大きな菩提樹の木があった。
菩提樹の葉

葉の裏には細い足が付いている。ハングライターのように滑空するのかなと思って飛ばしてみたが、回転するだけだった。丸まっていなければ、滑空するのかもしれない。

太龍寺




納経所の前で、外国人の母娘が休憩していた。
リュックを持っていたので、ウォーキング?と聞くと、そうだと言う。次は平等寺、順打ちで私と同じ方向である。
今日はどこまでの予定かと聞くと、娘が英語の地図を出してきてここまで行くと丁寧に話してくれた。平等寺の近くの休憩所で宿をとるらしい。背が高く色が白くてかわいい娘だった。

平等寺


道の真ん中で軽トラックが急に止まった。お接待ですと言って真っ白なタオルをくれた。

16時過ぎには、旅館に着く予定であったが、スピードが出ずに17時過ぎにやっと美波町に入る峠を越えた。
坂道を下っていると、宿から留守にするから風呂に入っていてくれとの電話がかかってきた。
宿に着き、風呂に入っているとバラバラとすごい音がする。雨のようだが、さっきまではその気配は全くなかった。風呂から出ると宿の女将さんが帰ってきて、「犬を散歩に連れて行っているとすごい雨、歩くこともできず、近所の軒を借りて止むのを待っていた」と話す。

橋本屋は江戸時代から続く老舗旅館である。
つい最近まで、薬王寺近くでバスの善根宿を提供していて、テレビにも出たことがある。
へんろさんのなかでも評判がいい。
建物は古いがどこもきれいに掃除されており、特にトイレが ホテル並みに きれいにされている。
昔、現役の頃、某省役人の検査を受けることがよくあった。あるとき、酒の席で「検査をするときのポイントは何ですか」と聞いてみたことがある。酔いの勢いもあったのかもしれないが「まず、トイレをみる。トイレがきれいにされているところは、信用していい」との答えが返ってきた。確かにそうだと思ったことがある。
江戸時代の名残で、間口の幅で税金をかけられたため、間口は広くはないが奥は長い。



今日の歩行距離 33.0km
今日の歩数 64338
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