明日がある
「明日(あす)ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」
親鸞聖人が詠まれた和歌です。昔、母がいつも言っていました。
やらねばならないことは今すぐにやれ。何でも後悔することはある、しかし早くやって後悔することは、遅れたり、やらないで後悔するよりもずっと小さいとも話していました。
令和四年もあと二日となりました。
この一年、やらねばならないことをすぐやってきただろうか。
計画に引っ張られ、追いかけられてきた一年だったように思います。
まだまだやらなければならないことがたくさん残っています。
「明日ありと・・・」、できることはすぐしようということです。
しかし、「明日がある」ということはまだ夢があるということでもあります。明日一日、そして将来がある、まだすることができる時間があるということでもあります。
坂本九さんに「明日(あした)があるさ」という歌がありました。
いつもの駅でいつも逢う
セーラー服のお下げ髪
もう来る頃 もう来る頃
今日も待ちぼうけ
明日がある 明日がある 明日があるさ
ぬれてるあの娘こうもりへ
さそってあげようと待っている
声かけよう 声かけよう
だまって見てるボク
明日がある 明日がある 明日があるさ
今日こそはと待ちうけて
うしろ姿をつけて行く
あの角まで あの角まで
今日はもうやめた
明日がある 明日がある 明日があるさ
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今日できなくとも明日に夢を持とうということも大切だと思います。
ともあれ無事に一年を過ごしてきたことを感謝します。
皆様 よいお年をお迎えくださいませ