般若心経

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般若心経

2019-10-25 | Weblog

 鍬の災難

 私がもの心ついたころには、すでにわが家にあった三つ目鍬のことです。
畑の耕し、堆肥の攪拌、大きな根株の掘り起しなどに活躍し、重宝しています。
 ところが先日根株を掘り起こしていると、柄から先がすっぽり抜けてしまいました。
見ると楔が外れています。その前から少しぐらつくかなとは思っていたのですが。
そこら辺を探してみても外れた楔は見当たりません。楔を作り、打ち込みました。長年の使用により柄の部分が痩せており、1枚の楔では心許ないので2枚打ち込みました。



 がっちり固定された鍬先は調子よく作業もはかどります。
ところが今度は あまりにも具合がいいものでいつもより力を入れ過ぎたようで、柄が折れてしまい、先の部分が裂けたように割れてしまいました。(楔の部分は固く締まったままです。修理ミスではありません。念のため)
 ホームセンターに行くと付け替え用の柄は売られてはいましたが、先の形が最近の鍬用の四角形のもので、わが家の馬蹄形のものには合いません。新しい鍬が4~5千円で売られてはいます。しかし長年使用してきただけに愛着があり、ぽいと捨ててしまうのも未練があります。
一か八か修理してみました。



 ビニルテープで?
いえ、ボンドで貼り付け、0.6mmの針金で二重に締め付け、ゴムの保護テープを中に巻いています。

 さて完成検査のほどは? ・ ・ ・ ・ ・ 合格です!
折れたときのように全身の力を込めることは少し不安がありテストできませんでしたが、普通に使う分には全く支障ありません。
 隣の畑のおばさんに聞くと、ホームセンターではなく古くからある道具屋さんに行けば合う柄は置いているそうです。
少し痛々しそうな鍬になってしまいましたが、また農作業、除草作業に加わることになりました。