般若心経

写経
四国八十八ヶ所

般若心経

2018-09-20 | Weblog
1951

 トンボ

 先日の新聞に「赤トンボを見た」という投稿が掲載されていました。
そういえば最近トンボをあまり見なくなりました。昔は赤トンボをはじめ、シオカラトンボ、オハグロトンボなどいつでも捕まえることができたように思います。オニヤンマはなかなか捕まえることがむずかしく、細いテグスに小さな肉をくくりつけてオニヤンマの飛んでいるところで振りまわすとオニヤンマが飛びついてきます。そこを網で捕ります。子供同士で自慢し合ったものです。
その頃トンボがたくさんいた水田もほとんどなくなり、近くのため池も3つが埋め立てられて宅地になっています。
 数年前までは畑の水溜めにトンボのヤゴを見ることができました。最近は全く見ません。この原因には心あたりがあります。蚊の発生を防ぐため数年前から殺虫剤を水溜めに噴霧していたのです。これで水面に薄い油の膜ができ、ボウフラを駆除することができます。
ボウフラと共にヤゴも殺していたのかもしれません。あるいはヤゴがボウフラを餌としていたため住みつかなくなったのかもしれません。
知らず知らずのうちに自然の生態系の一部を破壊していたようです。
 ところで先日、オクラに虫がつくので、来年から虫よけを畑にぶら下げようと思うと、畑で話していたところ、虫が来なくなると受粉されず実がつかなくなると云われました。虫も植物を含めた自然の生態系の一端を担っているのですから、虫をきらってばかりではだめなようです。