住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

若い人向けの法話

2012-02-12 06:39:04 | 日記
昨日のご法事は一周忌をむかえたおじいちゃんでした。6人のお孫さんが勢ぞろいです。下は2才(3月で3才)から上は高3。そして4,50代のご両親。幅広い年代の方がお参りでした。
以前、少年教化の研修会で、子ども向けの法話というテーマがあったのですが、講師の方は「子どもを意識してお話ししないこと」とおっしゃっていました。しかし、子どもたちがいれば少なからず子どもたちに伝わるように話そうとします。
昨日は何とか頑張ってみたものの、空回り。言葉が宙を漂っていた感じでした。
子どもたちがどう感じてくれたのかはわかりません。やはり、子ども向けのご法話は難しい。
しかし、お勤めは大きな声で、きれいな音声で、丁寧にいつもお勤めしている(つもり)ので、お勤めを通して仏法は伝わっているはず。してみるとご法話はそのお手伝いということなのかもしれません。そう考えると少しは気が楽になるのですが。

初法座を開座しました

2012-02-11 06:54:33 | 光善寺の行事
2月9日、初法座とふだん着法話会を開催しました。
雪のちらつく寒い日でしたが、たくさんの方にお参りいただきました。
ご講師は、窪田英俊先生。私がふだんよりとってもお世話になっている先生です。
仏法を聞くということは私ごと出なければならない、ということをお話して下さいました。身につまされる話です。
夜のふだん着法話会は正直お参りが多かったとはいえませんが、「あなたが座っていただいたことに意義がある」のです。
そういう意味ではお勤めさせていただいてよかったと思います。




朝はうっすら白くなりました。




ご講師は窪田英俊先生。




帰られるお同行の方々。帰りながらいろいろ話をするのよ、とある方はおっしゃっていました。

入りやすいお寺

2012-02-09 07:01:42 | 日記
今日はご法座です。
午後1時半から「初法座」
午後7時半から「ふだん着法話会」
詳細はこちらから 光善寺HP
たくさんの方にお参りしていただきたいのですが、朝から雪です。

さて、先日研修会に参加するためにあるお寺にお参りしました。ぎりぎりに行ったので、人もかなり集まっているようでした。さあ、本堂へ入ろうとしたその時とっても困ったのです。

どの戸から入ればいいかわからない!

適当に開けてみるのですが、みな人が座っておられて入れません。何度か開けていくうちにひとつだけ入れる隙間のある戸にたどりつきました。
光善寺も含めて、本堂の戸は同じとが並んでいる場合が多いので、こういうことになるのです。ここに「出入り口」という紙を1枚貼るだけで入りやすくなるのに、そこに初めて気づきました。もしかしたら、重い腰を上げて、勇気を出してお寺に来たのに、入口がわからなくて帰られたという方がいたかもしれません。そういった少しの工夫でお寺の敷居は少しは低くなるのではと思います。
今日は早速出入口の張り紙をしてみようと思います。

震災支援

2012-02-07 05:54:22 | 日記
昨日は私が入会している山陰教区の青年僧侶の会の役員会がありました。
その会では昨年の3月より震災支援活動を行っています。皆で何ができるかを考えた結果、現地に行こう、という活動を行っています。山陰からはあまりにも遠く、そんな非効率的なことよりも物資や義援金を集めたらどうかという意見も多かったのですが、青年僧侶はとりあえず行動ということで現地に飛んでできることをやっています。
今月末、第8回目の現地での支援活動をしてきます(私は行けませんが)。私が行った5月はまだ瓦礫の撤去作業が中心でしたが、1年近く経った今はこの1年でつてができた被災者の方をご縁にして物資を届けたり、お話をしたりしています。今回も被災者の方々との語り合いが中心になると思います。
そして被災者の生の声を聞いて何ができるかまた考えていくのです。
2月は2,30代の青年僧侶4名が南三陸へ赴きます。若い感性で、様々なことを感じてきてほしいと思います。

初法座とふだん着法話会のご案内

2012-02-06 06:14:48 | 光善寺の行事
このたび、次のように初法座とふだん着法話会をおつとめします。
どうかお誘いあわせ、お参りください。

■初法座
日時 2月9日(木)午後1時半~4時
場所 光善寺本堂
講師 温泉津町福田 願林寺
    窪田 英俊 先生

■ふだん着法話会
日時 2月9日(木)午後7時半~9時
場所 光善寺本堂
講師 温泉津町福田 願林寺
    窪田 英俊 先生
講題 「親鸞一人がためなりけり(私の歩む道)」

詳しくは光善寺HPをご覧ください。
初法座のご案内(光善寺HP)