住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

ピアニスト重松壮一郎さんのコンサートが開催されました。

2013-03-30 17:38:13 | 日記
昨夜、ピアニスト重松壮一郎さんのコンサートが光善寺の本堂で開催されました。
ある方のご紹介で、急遽お寺でコンサートを行うことになったのです。
急なことにも関わらず、たくさんの方に来ていただいて、重松さんの音に浸りました。
「生きとし生けるもの全てに向けた音」というテーマで作曲、演奏活動をされている重松さんの音はとても繊細で、一音一音愛おしむように弾いて下さいました。本堂いっぱいに響くその音に、時間を忘れて酔いしれました。
お帰りになる皆さん口々に来てよかったと言って下さり、重松さんに来ていただいてホントによかったなあと思いました。
これからもこのような本堂で行えるミニコンサートを開催していきたいと思います。

生きるということと、仏法を聴くということは。

2013-03-04 16:06:26 | 日記
昨日は、仁摩町R寺さまへ永代経のお取り次ぎにお参りしました。R寺さまのご住職は私の父と同級生で、昔からお育てをいただいた方です。そんな親の元のような気持ちでお取り次ぎさせていただきました。
今回は、「生死を超える道」ということをテーマに、いま阿弥陀さまのはたらきに出遇っているということを味わはさせていただきました。先日亡くなった友人の話などを少しさせていただく中で、あらためて「必ず死んでいく人生を、今たまたま生かされている」ということに気づき、そんな人生だからこそ、お慈悲の真っただ中にいるんだよということの尊さをお話しながら聴かせていただきました。
生きるということはどういうことなのかなあと考えたとき、どうしても思うようにならないのが生きるということで、ままならない人生を生きる私は、生死を超える道を聴いていかねばならないのだなあと思いました。

その友人について書いてある記事がもう一つありました。
生きる