住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

門徒報「光善寺だより」を作成しました。

2013-11-09 00:46:37 | 日記
毎年この時期に作成する門徒報「光善寺だより」が完成しました。この光善寺だよりと報恩講の案内を世話人さんに配っていただくのです。
その中の巻頭の記事をUPします。

巻頭言 住職より
「仏法が伝わる、お寺」

最近、「これからのお寺はどうあるべきか」ということを良く考えます。私なりにお付き合いさせていただくお寺や僧侶の皆さんが増えてきて、いろんな地方のお話しをよく聞くようになったからです。それぞれの地方でお寺のあり方は違いますが、お寺の役割と言うものの本質は変わっていないような気がします。
 

お寺のあり方は、ご門徒さんの様子や立地条件、歴史などでそのお寺に合ったように成り立ってきていると思います。しかし、お寺の役割は不変であろうと思っています。それは、住職は人々を教化する存在であるということ。そしてお寺はそのことを具現化する形であることです。

 
住職は、そのお寺に住まい、ご本尊の阿弥陀如来をお給仕しながらご門徒の皆さんを始めあらゆる人々にお念仏の教えを伝えていくという役割があります。ご門徒の皆様へは報恩講やご法事、そしてご葬儀を通してお念仏を伝えます。何代にもわたってのお付き合いの中から、お念仏を相続していくのです。

 
お寺とは、その阿弥陀さまのおはたらきを伝える場所として建てられました。言いかえると、お寺と言う建物は全て阿弥陀さまのおはたらきを伝えるためにあるのです。そのためのご法座であり、お勤めであり、お荘厳なのです。

 
そのように考えると、住職はいかにお念仏を伝えていけば良いのかを考え、実践しなければいけません。そしてお寺はご法座の活動を活発に行なわなければならないと考えます。

 
「仏法が伝わるお寺」を目指して、ご門徒の皆さんとともにこれからも歩みを進めて参りたいと思います。
 

11月の行事

2013-11-01 11:50:17 | 日記
11月になりました。光善寺の11月の行事をお知らせします。

11月11日 仏教婦人会奉仕作業
11月14日 仏教壮年会によるおみがき
11月15日 19時半より常例法座「十五日仏教講座」
11月22日 光善寺報恩講「親鸞上人750回大遠忌法要」1日目
11月23日 光善寺報恩講「親鸞上人750回大遠忌法要」2日目


各行事の詳細はのちほどUP致します。
その他、本堂はいつも開いておりますので、いつでもご自由にご参拝下さい。

ツイッターと連動させてみました。

2013-10-28 23:55:00 | 日記
このブログをツイッターと連動させてみることにしました。
2日ほど表示されていますが、ツイッターでつぶやいたことを1日分まとめてブログにUPしています。
折々で感じたことを短文でつぶやいていますので、こちらも読んでいただければと思います。

とりあえず、しばらくは使えるものを使って情報発信していこうと思っています。
宜しくお願いいたします。

考える

2013-10-12 04:14:19 | 日記
10月の上旬は、いろいろありました。中四国の青年布教使研修会、自坊の永代経法要、中四国仏教婦人大会への参加など。この流れは私の中で見事につながっていったものでした。青年布教使研修会ではご法義の未来を考え、自坊の永代経法要では自分の足元を見つめ、中四国仏教婦人会隊では僧侶とは何かを考えました。特に青年布教使研修会のご講師さんには影響を受けました。

それらの中からぼんやりとしてきたものを少しずつはっきりさせていく作業がこれから始めることです。様々な問題を抱えるこの時代にお寺をどうしたいのか。そのために自分が何をしなければならないのか。日々を漫然と過ごすのではなくそういったことを考えながら行動することが大事かなと思います。でもそのことは決して悲観的なことではなく、むしろ考えることが楽しくなってくるのです。ワクワク感というか。

ともあれお寺の活動や僧侶の活動とは、楽しく、有り難くありたいと考えています。