住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

アナログ

2011-12-30 21:54:19 | 日記


まあ、どうでもいい話かもしれませんが。

先日忘年会の2次会で、アリスが結成何周年を迎えるのか、という話題になりました。
皆さんが一生懸命思いだそうとしたりしていました。「あの曲のとき自分が何年生の時だったから…」などと計算して何周年なのかを計算したりして、結構盛り上がっていました。
しかし私は、スマホをとりだしてwikで調べて、40周年であるということを告げました。するとそれまで盛り上がっていた輪が「ああ、そう…」という感じでしぼんでしまったのです。

携帯はすぐに調べられて便利ですが、みんなでいろいろ話してああだこうだと結論を出していく作業はすごく大切なのではないか。
そういったアナログ的な作業から生み出されることが実は重要なのかもしれないと思いました。

浄土真宗講座ということをやっています。

2011-12-29 05:42:39 | 日記
なんとかご法座の敷居を低くできないものか…といろいろ考え、昨年から「浄土真宗講座」なる法話会を開催しています。
まず、名前。カッコいいものを考えましたがストレートに内容が伝わるものにしました。
内容がわかるように、ご法話のテーマも付けていただきます。
次に、スタイル。ご法座ではないので、お聴聞を主にしています。
そして、必ず夜座を開催します。
どうしてもご講師さまの都合で平日になりやすいのでお勤めの方にも声をかけやすいようにしました。
次回、2月に第3回を開催するのですが、新たな試みとして近くのS寺さまと共同で開催します。といっても、そのS寺さまはまた違った名称の法話会ですが。
とにかく、同じご講師さまで連続した日程で行うのです。
光善寺の日程は都合がつかないければ、次の日S寺さまでもお聴聞できますから一緒にお参りしましょう!と声をかけられるようにです。もう、自分ところのお寺だけがお参りが増えればよいという時代ではないと思っています。
これからは、組と地域を超えて同じ志のある僧侶が連携して取り組んでいくことが必要になってくるのではないでしょうか。
少しでもたくさんの方に仏法に触れていただきたい、そんな思いで取り組んでいます。

というわけで、第3回浄土真宗講座のご案内です。

▼2012(平成24)年2月23日(木)
  【昼座】午後2時~午後4時
  【夜座】午後7時30分~午後9時
▼ご講師 小林顯英 先生(本願寺布教使課程講師)
▼テーマ「うちの仏さま、どうして立っているの?」
S寺さまの法話会は、翌2月24日です。

どうか、お誘いあわせ、お参りください!

※写真は昨年の浄土真宗講座。ご講師は龍谷大学教授の鍋島直樹先生です

変 革

2011-12-28 07:43:14 | 日記
現在の石見地区の状況は、いわずと知れた少子高齢化です。
そして、不況による経済状況の悪化もあります。また、人々の意識の変化。
お寺を取り巻く状況は、以前ともはのすごく変わりました。
環境が変わったら、お寺も変わらなければなりません。
光善寺は、来年度から従来の温泉津組から江津組へ変更します。
組(そ)とは、本願寺の最小単位で、市町村のようなくくりです。
来年度からの新江津組は、江津市全体でひとつの組となり
つまり、行政のくくりと組のくくりが一緒になります。
今回の変革で、何ができるのか、何が変わるのか、変わっていかねばならないのか
よく考えていかなければなりません。
変革をすることは莫大なエネルギーがいることですが
浄土真宗や仏教のみ教えが広まり
お寺が存続していけるような方策が実現できればと思います。

変革の時期はある意味チャンスなのですから。

しまいどき

2011-12-27 07:39:58 | 日記
ゆうべは「しまいどき」という仏事でした。
1年で最後の仏事です。
お勤めが終わった後は、お世話になった方々を迎えての
忘年会でした。
光善寺の総代さんをはじめ、町内のお寺のご家族
仏教壮年会、仏教婦人会の方々と、光善寺の教化活動に
ご協力いただいている方々をお招きしました。
しまいどきにはいつも、
寺院活動は一人ではできないのだなあということを感じます。

入仏法要

2011-12-26 06:21:22 | 日記
新築されたお宅の入仏法要にお参りしました。
少しこだわりのある方で、お仏壇ではなく
写真のような形のご本尊となりました。
最近の新築のお宅には仏間を設けることが少ないと聞いていますので
とっても有り難いご縁となりました。
6歳と3歳のお子さんがいらっしゃるご家庭。
どうか、この阿弥陀さまを中心とした和やかなご家庭になるよう願っています。