住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

自主勉強会

2011-02-23 22:37:36 | 日記
今日は出雲市平田町のM寺さまで、布教の勉強会がありました。
私は実演布教をさせていただき、先生から講評をいただきました。
先生は小林顕英先生と言って、布教使養成の機関の先生です。
いわば、講評のプロ。
自分の法話は、普段客観的に聞くことが難しいので
こういう機会に講評をいただくのはとても勉強になるのです。
小林先生はとても厳しい先生だそうなので、相当注意されると覚悟していたのですが
先生は頭から否定することなく
「もっとこういう風に話した方がいいかな」
「ここはこういう言い方がいいな」
「話の展開はこういう順番にした方が伝わりやすいな」
というように、どうしたらよくなるかを教えて下さいました。
否定されずに指導されるって、かえって身にしみていくものです。

参加者は5名。まったく贅沢な勉強会でありました。

ふだん着法話会

2011-02-12 23:42:58 | 日記
2月9日夜、ふだん着法話会を開催しました。
結果から言うと、大成功。
ふだん着法話会の
・ふだん着で来れる
・仕事帰りに来れる
・初めての人も気軽に来れる
・わかりやすい話を聞く
という全てのコンセプトに合った方々がお参りして下さいました。
仕事帰りの方やジャージで来て下さった方
いつもお参りに来て下さる方
昼座に引き続いてお参りくださった方
お坊さん方。
ご講師の佐々木瑞雲先生の仏教の入り口の話もわかりやすく
面白かったのです。
このご法座を定着させて、ご法座の間口を広げたいと思っています。

さて、第2回目のふだん着法話会のご案内です。
■2月28日(月)午後1時半~4時
 若手僧侶トークライブ~4名の若手僧侶による法話会~

平日の昼間ですが、どうぞお参りください。

声は治ってきたのですが…。

2011-02-07 23:01:12 | 日記
光善寺ふだん着法話会2月9日夜7時半から テーマ「仏教って何だろう」


声がだいぶ治って来ました。
でも、まだ少しかすれますが。

今日、お通夜にお参りしました。
おつとめも終わりの方に差し掛かった時、ふと次の言葉が出なくなりました。
導師の私一人の読む場所です。
えっと、どこ読むんだったっけ…。
ここかと思って読みだしてみると、一緒にお参りしていたご院家さんが
「違う、違う」。
思いっきり、間違えてしまいました。
この後のご法話のことを考えていたのです。

前回のブログで
「一文字一文字意識してしっかり読む」
ということを言っていましたが、何のことはない
声が治ってきたらもうこのありさまです。
慣れということの怖さと、過ぎてしまえばすぐに忘れる怖さを知りました。

声が出ないのです

2011-02-06 00:00:25 | 日記
光善寺ふだん着法話会 2月9日夜7時半から


声が出ません。風邪なのか何なのかよくわかりませんが
とにかく声が出ません。
こんな時に限ってお葬式が重なるものです。
しかし、お葬式は複数のお坊さんでお勤めするので
事情をお話しし、ずいぶん大きな声でおつとめして下さいました。

声が出なくなって、気づいたことがあります。
今までは自然にお経が声から出るという感じでしたが
でない声を必死に出そうとする時、一文字一文字の言葉をしっかり意識して
読もうとしないと、声が出てくれないのです。

お経を読んだりお念仏を申すのがなんと大変なことだったのか。

もうしばらくこういう状況が続きそうです。

同じ方向を向く

2011-02-04 22:21:13 | 日記
ふだん着法話会2月9日19時半から。テーマは「仏教って何だろう」


浄土真宗青年僧侶連絡協議会。略して浄青僧。
全国の青年僧侶の会が集まって作っている組織です。
全国と言っても、北海道・東京・高岡・備後・安芸・山陰の各教区の団体です。
その理事会というのが、京都で行われました。
全国の活動を聴くだけでも、とても刺激的です。
団体は少ないですが、全然違う地域の団体なので
それぞれの意識も違ってきます。山陰の事情と、東京の事情では
まったく質が違います。でも、だからこそ話を聞くのが面白いのです。

なぜなら、同じ方向を向いているということだけは、共通だからです。
それぞれの地域で、それぞれの事情で
同じ目的に向かって若手僧侶が頑張っている。
同じ方向を向いている心強さを感じました。