AWA@TELL まいにち

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景徳鎮 四日目

2017年04月01日 | 日本語教育
景徳鎮の四日目の朝も、お米粉の餃子を食べに行きました。

雨で、傘が荷物に加わったので、この時の写真はありません。

この後、せっかく景徳鎮に来たのだから、ということで、陶磁器生産の歴史を教えてくれる博物館へ出かけました。



































ガイドの方が丁寧に説明してくださったのですが、通訳していただかないと伝わらないので、多分、情報量は激減しているはず。

それでも、宋・元・明・清の陶磁器生産の流れはわかったような気がします。


朝ご飯の米粉餃子を食べすぎて、お昼は省略。

午後から、景徳鎮陶磁大学を訪問し、日本語学科の先生方へのレクチャーのながれ。



冒頭は、先生方との写真です。


「ことばを学ぶために -一歩先の日本語話者へ」というテーマで、運用力を身に着けるための配慮についてお話ししました。

 OPIの考え方にも触れて、普段の教授法の授業で口酸っぱくして言っている、

 1) 場面を添えて指導する

 2) 何のためにその表現を指導するのかを理解しておく

 3) その言語活動の目的が達成できることを優先する

 といった話をさせていただきました。


 大学の建物の入り口に、



 こんな看板があって、「普通語」の試験について、先生方にいろいろ教えていただきました。


 晩御飯は、タンタンメン。



 枝豆を食べますか?と聞かれて、好物なのでお願いしたら、当然といえば当然だけど、想像の斜め上を行く代物が出てきました。



 塩枝豆じゃない。辛かったですよ、四川料理のお店だったこともあって。

 それから、キノコのスープ。豚肉のミンチが入っています。




 タンタンメンは、本場の汁なし。この日、初めて、「麻」という味を体験しました。

 食後唇がしびれてしびれて。「辣」の辛さとの違いを体験できたのが面白かったです。「辣」の辛さじゃなくて「麻」なんだよね。

 タンタンメン、辛いと思わず食べることができたらこの始末。


 晩御飯を食べに連れて行っていただいたのは、これも再開発が進む地区。

 少し前まで、誰も立ち寄りたくないという地域でした、という解説がありました。







 川沿いでとてもきれい。広場では、集団で体操というか、踊りというか、励んでいるおばさまたちのグループを見かけました。


 こうして四日目も終わり、

 景徳鎮最後の夜になりました。

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