AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

知識とは偉大なもの。その知識を持っていない人にどう伝えるのかが、実はとても重要

2021年09月06日 | どーでもいいこと
ぷくとニュースを見ていた時、「工場で、ある薬品が漏れた」というニュース。

お父ちゃんは、大変だ、と口走ったんだけど、ぷくは、「あの物質は、時間がたてば分解するから、実はそれほど怖くない」という。

その後、化学物質の話を少ししてくれた。すまんな、父はBGMのように聞いていただけだ。

「時間がたてば分解するから」という知識を持っている人間は騒がないんだよな。騒いでも、冷静さが残っていて、対応がきちんとできる。

「時間がたてば分解するから」という知識がない人は、お父ちゃんと一緒で「大変だ、どうしよう!」って騒ぎ立てて、解決策を提示されても理屈がわからずやっぱり右往左往するだろうな。

知識があるという事は、ものごとをきちんと理解できるという事で、まあ、ぷくはいい先生に教えていただいて、いいことだ。

ただな、あんたが社会に出た時にな、みんなが「時間がたてば分解するから」と思ってないという事を意識しておくべき。

で、それをどうやって伝えて安心してもらうのか。伝え方、話方、それを身につけていけるといいな。

正しいことを言う、というのと、相手に受け入れてもらう、というのは、似ているようで違う。正しいことを言っても受け入れてもらえないことは多い。

今のクラスメイトは、みんなそういう理屈の中で生きていけるメンバーだから、あんたはそのあたりの悩みってないよな。

一つ一つ、年を重ねる中で学んでいってほしい。

頑張ってくれ。おめでとう18歳。
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