AWA@TELL まいにち

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看板の本気度

2005年12月04日 | どーでもいいこと
徳島中央公園(徳島城址ですな)のお堀に鴨を初め、いろいろな鳥がいます。1種類だけ、初めて見た鳥がいて、名前がわからないのですが、それはともかく、この看板です。「食べ物ではない」と言われるとかえってそういう目で見てしまうような気も・・・

公園には様々な看板がありますが、こんなふうに3つの言語で書かれている看板はあまりありません。思うに、設置者の本気度が表されているのではないでしょうか。

この公園ではたばこを吸ってはいけません、なんてのは、いいところ日本語と英語でしょう。この公園で野球をしてはいけません、は日本語だけだったし。どうやら、管理者の方は、「鳥を捕って食べるな」というのが今のところ、一番伝えたいことのようです。「危険」とか、「薬剤散布中」なんかも大切だと思いますが。

あと一つ思ったのは、鳥を捕まえていると思われているのが日本人だけじゃないということですね。徳島はまだ「外国人=英語」という意識が濃厚に残っているところですから、普通なら英語止まりのように思います。中国語まであるというところが、管理者の人の意識を反映しているようです。

ま、何にせよ、本当に伝えたいと思えば、こうなるということですねえ。

・・・市の防災マップや、災害時の配布物、案内なんかもこの3言語で作成済みなのでしょうか。大変だとは思いますが、「公園の鳥を食べるな」という言葉の翻訳よりも、そちらの翻訳に労力やお金をかけてほしいと思います。比較の問題ですが。

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