AWA@TELL まいにち

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所得格差が開いているそうです

2005年05月30日 | どーでもいいこと
所得格差、それも若年層の格差がずいぶんと開いているという報道がありました。ジニ係数で20%近い格差になってましたね。年収の2割近い違いが出ていると言うことでしょうか。
所得格差が開くと言うことは、教育をはじめとした、機会均等が建前に終わってしまう可能性を持ち始めたと言うことです。すでに、親の収入による教育の格差は如実に反映してきています。あくまで「教育」ですよ、学習効果は個人差が当然ありますから。
そして、大学も国立大学だった時代に私立大学との格差をなくすという、少なくとも私には理解できない理由での学費の値上げを続けた上に、法人化してからは上限があるものの、大学に学費の設定を任せるようになりました。教育は、自己実現の手段であり、社会階層の固定化を避ける最後の砦だと僕は思っています。大学教育を社会の一部の階層の子弟しか受けられなくなるなんてことが、日本で現実に起こりかねません。
社会階層の固定化は、社会システムの硬直化を促します。
僕が死ぬ頃の日本はどうなってるんでしょうね。
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