AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

どこか、復刻してくれないかな

2019年03月20日 | 出張 de ごめんなさい
食べるのが好き、というのはあるんだけども、

手元に、

昭和2年の日本放送協会ラジオ料理講座のレシピ集が2種類あり、

いただいた資料として、疎開先での献立表があり、

こういうの、どこか、復刻してくれないかな。話をどこかの出版社に持ち込もうかな。

大正から昭和最初期のハイカラな食卓を知ってほしいなあというところもあるんだよね、第二次大戦がつらかったのは、豊かな時代を経験していたからだ、ということ。

私の祖母が、亡くなる前まで、トンカツとお好み焼きが好物だったのも、ハイカラだったからかなあ。


急にこんなことを書いたのは、

先日お総菜屋さんでお弁当を選んでいた時、

一人の老婦人が「私ね、鶏肉がダメなのよ」とおっしゃったことがきっかけ。

私が、「かわいがっていた鶏を子どものころに、しめられた、というご経験でも?」と申し上げると、

「そうなのよ、それ。言い当てられたのは初めて!」と、とても喜ばれたんですよね。

でも、父がサツマイモやカボチャやゴボウが今一つ苦手、というのも、戦中戦後、そればっかり食べていたからだというし、

戦争中の食糧不足は、確実に、食生活に対するトラウマを残しているのね。


私なんて、食べることが大好きだから、今、食糧事情が悪化したらどうしよう、と思っちゃう。
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