AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

今年も晋州教育大学から!

2013年05月09日 | 日本語教育
来週、大学祭の期間に合わせて、韓国の晋州教育大学校の学生さんたちがやってきます。

楽しみです。

昨年度、おそらく今年度も、韓国を訪問する企画のほうには日程の都合上参加できないと思いますので、これが今年の韓国メインイベントかも。

愛教大の周りには、すでに全校児童の半数を超える児童が外国籍という学校があり、そこを見学して、交流会を行います。

昨日は、大学の学生が支援で活動していることから、ごあいさつや見学などを兼ねて、小学校をお訪ねしました。

自分が小学校のころとは様子が大きく違います。

息子、娘の小学校とも違い、教育実習で伺う小学校も学校ごとに大きく違っていて、勉強になります。

この小学校では、先生方は言葉での説明を長くなさらないように工夫されています。

指示は明確に、短く。イラストなどを使ってわかりやすく。

一見、簡単そうに見えますが、これがなかなか難しい。

ただ、小学校での教育はそれが基本だと現場の先生方はおっしゃっていました。言葉での説明が理解できるのは、日本の子供であっても、かなり後からだといいます。

本学の学生が、こういった学校の教育活動のお手伝いに出かけていることは、きっと将来の教職に生かせると思います。


韓国からやってくる学生たちは、基本的に言葉が通じないことを前提にして授業準備をしてくるので、とてもいい授業になります。


私自身、基本的には言葉が通じない学習者を相手に日本語を教えるわけで、英語や中国語などを駆使するわけではないのです。

翻訳や通訳をするほどの語学力はないし。

毎回、この研修の学生の授業は勉強になります。

今年もいい思い出が作れますように。
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