AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

LEDが仕込まれている栞

2020年05月01日 | どーでもいいこと


共栄デザインさんの栞。

資料整理していたら、挟まったままだったのが出てきまして、こんなところに隠れていたのか、と。

以前もご紹介したようですが、面白いのでお高いものでしたが買いました。授業で、「これは何ですか」のネタの一つ。

こちらで、詳細な動きの動画が見られます。難点は、電池の扱い。こんなの持ち歩かねーよ、という突っ込みがあるのは当然。なんとかできんかな、これ。

語学の授業でも、心が動いたときに覚えたものは忘れにくい、というのが、持論。

シチュエーションを紙芝居的に作って、ここで一言、じゃないけど、教えたい文型や表現に近い心理状態を作っていって、「ここでこれを言うんだよ」という教え方を重ねていきたくて。

「心が動く」というと大変なことを言っているようだけど、そうじゃないのね。普段から、学習者さんと雑談するのも、ネタ集め。クラスの中で、お世話好きで、心配性で、いざというときにはどっしりと構えているというような(先入観と偏見がバリバリですが)学習者がいて、みんながそれを共通認識として持っているとき、【お母さんのような人】という「~のよう(な)」を教えると、みんな「ああ」という顔をしてくれる。そのあと、いろんな逸話で家族の説明をさせると、「猫のようだ」とか「サルのようだ」とか「太陽のようだ」とか、色々出てくるのよね。自分事にできるかどうか、それがやはり語学習得の要諦だと思う。

と、いろいろ書いたけど、

自宅待機中の今。すこしでも、「へえ」とか「面白い」とか思ってもらえるものを家族や学生さんに提供したい。

こんなところに金を使うから、万年貧乏なのだ。

わかってはいるのよ。
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