AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

年内最後の日本語の授業 ~ 年賀状 と、冬休みの友

2017年12月22日 | 日本語教育
日本語の授業で年賀状を書きました。





今日は、初級のクラスです。


年賀状を書かせるということは、

 縦書きについての指導

 はがきの表書きの指導

 年賀状を送るという文化の指導

 年賀状に使用される定型句の指導

なんかが想定されるのですが、担当してくれた四年生、その準備をしっかりしてくれていました。


一つ、指導案チェックの時に私が見落としていたのは、あて名が漢字だったこと。


急きょ、ひらがなにしたものを準備したり、板書したりして対応しましたが、まあ、住所は長いのよ。

郵便番号は、事業所の固有番号なので、極端に言えば、郵便番号と名前だけで届くのですが、上に書いたように、はがきの表書きの指導があるので、中央に大きめに受取人の名前、右に住所、左に自分の住所と名前、ということになってしまって、まあ、時間がかかること、かかること。


大学の住所なんて覚えてないみたいだしねー。


授業時間の中で、学長あてのはがきを作りました。

新しいはがきを渡して、指導教員に書くように指示しました。さて、ちゃんと書くだろうか?


授業の終わりに、「冬休みの友」を渡しました。


何年か前には、「これは私の友達じゃありません」という名ゼリフもありましたが、今年は淡々と受け取ってくれました。

1月5日、新年最初の授業に回収して採点しなければなりません。忙しいだろうなあ。



 年賀はがき、ポストへの投函までさせたかったのですが、今年は、上田が投函することにして集めました。

 投函の仕方(年賀状、と書いてある投函口)などの指導時間が取れなかったためです。


 毎年この時期はこの騒ぎ。

 学長、お返事よろしくお願いします。うちの留学生が日本滞在中に日本人からハガキをもらうなんて、この時期を逃すと、まずありませんから。

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