AWA@TELL まいにち

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留学生との交流 ~ 教養科目「日本とアジア」

2018年01月26日 | 日本語教育
学部で担当している教養科目の一つ、「日本とアジア ~描かれた日本」の授業は、今週と来週、留学生とおしゃべりをする時間です。

本当にただひたすらおしゃべり。

今日は、小学校見学をする留学生もいて参加が少なかったので、15人くらいに一人の留学生となったから、あんまりおしゃべりできなかったよね。

もっと集めてこなくては。


留学生と話をするのが初めてという学生もいるので、どんなことを話せばいいのか、と困っていると話していた学生もいて、今日は、うろうろしながら何の話をしているのか、と聞き耳を立てていました。

留学生にとっては、「日本語で話す、日本語を聞く」機会です。英語を話すなーと言っておきました。










来週のおしゃべり会の後は、報告書の提出になりますが、

中国人は、とか、カンボジア人は、とか、国籍でひとくくりにするようなものはダメだと話してあります。

必ず、名前を書いて記述すること。


国民性でくくるほど、人は単純じゃない。

それがわかってくれれば十分。



といいつつ、外国人と話したこともないという学生が教壇に立つことが恐ろしくて。

子どもたちにが、偏見や差別的なことを言った時に、「先生の友達の〇〇国の人は、そんなじゃないぞ」と体験的に話すことの強さはきっとあるはず。

建前で、いくら言っても、それは子供に見透かされてしまうと思っています。


さあ、もっと留学生と絡んでくれ。一緒にご飯食べたり、一緒に出掛けたり、一緒に日向ぼっこしたり。

日常の交流こそが大切。イベントに出ることは、その一歩でしかないんだよ。

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