AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

卒業生の西北君が来てくれました!

2017年06月09日 | 日本語教育
卒業後、タイの大学で日本語を3年間教えていた西北君がやってきてくれました。

忙しい中を縫って、後輩たちに、タイでの生活、学生時代にやっておいた方がよかったと思うこと、そんな話をしてくれました。

大阪から来てくれたんだよね。ありがとう。

直前まで会議で、直後は大学院の授業だったから、送迎も、食事も一緒にすることができなかったのが残念。

次は是非食事を一緒に。


いいお話でした。





↑暗い中で写真を撮ったので、写りが悪いです。ごめんなさい。






今年度、改組によって、日本語教育を専攻する学生たちは、小学校の教員免許状を取得しなければならなくなったため、日本語教育の専門科目が従来の半分以下に減ってしまいました。

彼らのキャリアデザインを考えると、学校現場で日本語教育の能力を持った教員として活躍する、ことが主であっても、日本語教育についてより深く知っておく必要は従来と変わらずあることから、今年度から、意識して現場の経験のある方をお招きしようとしています。


今月末にも、日本語パートナーズとして活動後、帰国した卒業生を、

来月は、海外青年協力隊として活動後、帰国した卒業生をお招きします。


卒業後、学校現場で日本語担当になった卒業生というのが見つからないのが、1987年に愛教大に設置された日本語教育専攻の卒業生の謎です。

もちろん、今の2年生が卒業するまでは、中学高校の国語または英語の教員免許状しか取れませんが、通信教育を利用して生姜国免許状を取った卒業生も多く、小中高で活躍しているのは知っているのですが、どういうわけか、担任になった、以上のかかわりを持っている卒業生が見当たらない。

教員配置の際に、免許状の種類は考慮されるのですが、専攻が何だったか、はほとんど考慮されないということ、のようです。


これが変わっていかない限り、なかなか、日本語教育を専攻した教員が日本語指導の前線に立つという状況にはなりにくいでしょう。


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