AUE日本語指導講習の実習が始まりました

公開講座で開いている「AUE日本語指導講習」の実習が始まりました。

日本語教育講座の先生方にお願いして、座学での勉強をしていただいて、実習をスタート。


実習の場がね、学生ボランティアがやっている土曜親子日本語教室の一番したらのレベルのクラス。


ゼロの方々に、どうやって日本語を教えるのか、ということを経験していただこうと、一番下のレベル。

というか、一番下のレベルなら、既習項目が何かと考える手間が必要ないということもあるんですけどね。


実習は一人20分を２回、見学１回これは90分。


ブラジル、インドネシア、カンボジアからの学習者。


昨日は、簡単な挨拶、自己紹介、「これをください」を使ってのレストランでの注文、数字の０〜９。


準備を、言い方が非常に悪いのですが、学部生よりもしっかりしてくださっており、２０分間、気を逸らさない、いい授業でした。

私のコーディネート時の失敗で、使うローマ字表記に、訓令式を書かれた方と、ヘボン式を書かれた方がおいでになりました。

ひらがなとカタカナの表記学習が追いつかなくて、ローマ字を添え書きしなくちゃいけないのが難点。


どこかで文字学習のフォローをしたいんだけどな。


なぞり書きのプリント、文字を点々で根気強く書いてくださる方もいるのですが、あのね、灰色の色鉛筆とかね、もう少し薄い色があればそれでいいんかけど、それで書くと、なぞるプリントになりますよ。と知恵付。

初級の授業、見ていて楽しいですよ。僕は初級が好きだなあ。