AWA@TELL まいにち

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科研の報告書が届きました ~ 多言語・多文化化する学校

2014年04月01日 | 研究
科研の報告書が届きました。

こちらの科研は、多言語・多文化化する学校に対応できる教員養成や教員研修をどんな形で行っていけるかということがテーマです。

他大学の先生方の実践をもとに、いろいろな活動をご紹介いただいて勉強しました。

また、自分の授業でも、「多言語・多文化化する学校」を意識した内容を扱い、学生さんの反応を調べたりもしました。

教員というのは、子供たちにとって、世界につながる窓であるべきだと思うのですが、これがなかなか、学部生さんの大半が留学経験がなく、また、留学生との日常的な交流を持っていないという状況で、結構な先入観とステレオタイプ的な見方で固まっているということがわかりました。

留学は、個々人の経済的事情も絡みますので、強制するつもりはありませんが、日本にやってきている留学生との交流は、ぜひ進めてほしいものです。

「交流会」と銘打って行うイベントに参加するというのではなく、部活やサークル、バイト先、図書館、買い物で、といった日常生活でかかわることのほうが重要です。

日本人が留学しなくなったというのは、確かに今の学生さんたちを見ると、留学して何かをしようという学生は減ってきているように思いますが、経済的な支援をもっと制度としてしっかりすれば、行きたい学生さんはいると思います。

はなから経済的なことであきらめている学生さんのほうが多いような実感が。

ま、それはそれとして、今回の科研は実践が重要ということで、



実践例集もあります。

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