幸彩学習塾 オフィシャルブログ

埼玉県久喜市にある幸彩学習塾のオフィシャルブログです。
日々の塾での出来事を綴ります。

心に決めておいたこと

2020年06月03日 01時12分54秒 | 日記・エッセイ・コラム
6月に入り、学校が本格的に再開されてきました。
ようやく新学期。
夏服への衣替えと同時に始まる新学期なんて異例なこと。
それだけに焦りも大きくなってしまう時期だと思います。
でもそんなときだからこそ、授業を再開していくうえで心に決めておいたことがあります。
それは「決して無理はさせないこと」です。



異例な新学期を迎えた昨日と今日、当塾は日程調整のためのお休みとさせていただきました。
「せっかく再開できるタイミングなのに、授業をやらなくて大丈夫なの?」という声も聞こえてきそうですが、
これまでの動画配信とオンライン授業で、例年と同じかそれよりも先まですでに学習が進んでいるので、実は問題はありません。

それよりも心配なのは、3ヶ月というブランクを経て学校へ通い始めた生徒さんのことです。
先月末から分散登校が始まった当地区ですが、分散登校が始まってから「疲れてるなあ〜」という生徒さんが目立ち始めました。

3ヶ月のブランクはやはり大きいですね。
体力的にもメンタル的にも、疲れが出てしまっているように感じました。

休業要請が解除されたので、一気呵成で授業を進めていくこともできましたが、あえてそうしなかったのは、こういった理由です。
夏休み明けによく「夏休みボケ」なんていわれますが、それより長い間の休校から、急に適応しろというのはなかなか難しい話だと思います。
なので、ここは一歩引いて、皆さんが徐々に日常を取り戻すのを見守りながら、少しずつ平常へと戻していくことにしました。



ただ、スケジュールの関係でやむを得ず、3年生のプレ夏期講習の最終回を本日オンラインで行ったのですが、中にはお疲れの様子だった生徒さんもいたようでした。
それを見て、あまりタイトなスケジュールにしなくて良かったかなと感じました。

異例な展開となった今年度、急ぎやるべきことはやるとしても、過度に焦るのは禁物だと思います。
焦らないためにも、正確な情報の収集、これが一番大切です。
入試を始め、先が読めないことが多いからこそ、いろんな情報網を駆使して情報を集めて、子どもたちが焦らなくても大丈夫なように布石を打っていくこと、これが大人の役割だと思っています。

そしてこの異例なことは、これからも続きます。
例えば夏休み。
今年の夏休みは例年よりもかなり短くなります。
そんな短い夏休みに無理して詰め込んで体調を崩したりしては意味がありません。
どうやったら期間は短くても最大限の効果をあげられるか、大人はそこに頭を使うべきだと思っています。

なかなか妙案はありませんが、まずは無理をさせないことを心において、皆さんの心身のことも配慮しながら、最大限に効果を発揮できるように、知恵を絞っていきたいと思います。

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