デリカテッセン 紅玉 ブログ

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インターン生からの手紙

2011-08-10 21:14:21 | 地域貢献
こんばんは。
秋田県横手市十文字町の地産地消デリカテッセン「紅玉」の「何にも専務」です。

高校生のジュニアインターンシップの学生達を受入れ、「デリカテッセン紅玉」という職場を体験して頂いてから、早いもので一週間が経とうとしています。

今でもインターンシップの記憶が真新しく、休憩時間等には学生の皆さんのことを思い出して社員と話したりすることがあります。


▲インターン第一弾の皆さん


▲インターン第二弾の皆さん


そんな学生達の中でも、私にとってひと際忘れ難い学生がいました。
その彼女から当店に手紙が届きました。


▲彼女からの手紙


彼女はインターンシップを通じて、自分の内気な性格を直したいと考えていたそうです。

確かに彼女はどこか内気で、初日は接客の場でもなかなかお客様に声をかけることに勇気がいる様子でした。
しかし彼女は会った人を幸せにする様な素晴らしい笑顔の持ち主で、その笑顔があれば例え不慣れな接客でもお客様は幸せな気持ちにさせるに違いないと思っていました。
そこで私は彼女に、その笑顔を大切にして仕事に臨んで欲しいと伝えました。

ですが当店の仕事はやはり大変な仕事です。
彼女は2日目の調理の際ちょっとした失敗をしてしまったのです。

実際ほんのちょっとのミスだったのですが、彼女には大きい失敗の様に感じられたのだと思います。
増してその日は当店は「バイキングの日」で大忙しでした。

彼女は皆の足を引っ張っている様に感じ、3日目の最終日、前日から行きたくないと思っていたといいます。

しかし、彼女はそんなクヨクヨした自分を変えたいと思って、このインターンに参加したことを思い出したそうです。
その日の失敗はその日の出来事、明日は頑張ろう、前向きになろうと自らに言い聞かせ、自分の持ち味「素敵な笑顔」をインターンシップ最終日まで持ち続けようと決心したそうです。

最終日、彼女は自ら「スィーツ作り」を志願し、開店後は「接客」の舞台に立ちました。

その日、何故か落ち着いた気持ちで仕事に臨むことが出来たといいます。
お客様の姿をすこしゆとりを持って見ることが出来たとき、彼女が気付いたのはお客様の笑顔だったそうです。
彼女に「おいしかった」と声をかけてくれるお客様もいたそうです。

彼女はお客様が喜んでいるのを見るとこんなにも嬉しいものなのだと気付いたそうです。


▲「人を喜ばせるのも仕事なんですね」


彼女の手紙には最後の方でこのように書いています。
「人と仕事はつながっているんだなと感じました」

私達が正に伝えたかったことを彼女が受け止めてくれたことに感動しました。

そして、私達も彼女から学んだことがあります。
自ら変わると決意した人間にとって3日間は充分成長するに足る時間だと言うことです。

彼女が今後どのように成長していくのか、とても楽しみです。


デリカテッセン&カフェテリア 紅玉
〒019-0509 秋田県横手市十文字町梨木字沖野66-1
TEL 0182-42-5770
E-mail:kougyoku_deli@mail.goo.ne.jp
秋田県横手市十文字のデリカテッセン&カフェテリア
紅玉のホームページ


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