颯爽と現れたXANXUSとベスターが前面に出て開始の今号。
XANXUSが白いシャツに上着を肩に掛けていることといい、
羽織っている上着の腕にヴァリアーの紋章が見えることといい、
なんだかとてもヒバリと被っている気がします…なんてことは
言っちゃダメですかそうですか。
そして彼のあの羽飾りは、10年経っても謎です。
XANXUS:『沢田に伝えろ』 『ボンゴレ9代目直属 独立暗殺部隊ヴァリアーは――』
『ボンゴレの旗の下 ボンゴレリングを所持する者共を援護する!!』
あくまで9代目直属を謳ってはいますが、ツナが正式に10代目に就任して代替わりを果たした暁には
10代目直属になるのでしょうか?
典型的な穏健派である9代目ですら必要とした暗殺部隊ですから、
ツナがボスの座に就いても、変わらず存在しそうな気がします。
ヴァリアーが自分たちを助けにきたことに驚く獄寺に、
『ししし 情けねーの!』 『それでも嵐の守護者かよ』 と言いつつ
支えていた肩を外し、獄寺を地面に落とすベルがよい感じです。
その足元で、小ばかにしたように笑う嵐ミンクと、それに威嚇する瓜もまた
可愛いです。
スクアーロがどこにいるか尋ねるルッスーリアに、彼がやられて
山本たちが捜索していることを伝える獄寺。
XANXUS:『ハッ』 『死んだか』
レヴィ:『ハッ』 『死んだか』
ルッスーリア:『ってことは 次期作戦隊長私かしら』
ベル:『これで ど突かれなくてすむ♪』
全員が楽しそうというか嬉しそうなのですが、特にレヴィの笑顔が凄いです(笑)。
(やっぱ こいつら…… 普通じゃねえ…)との感想を抱く獄寺の反応は尤もですね。
ヴァリアーの存在を知らなかったらしいブルーベルに、彼らが何者なのかを説明したザクロ。
続けて放った『どのみち消すだけだがな』 の一言に
『やってみろカス』 と手に憤怒の炎を集めるXANXUS。
獄寺:『……聞けXANXUS…!!』 『奴らは パラレルワールドを使い
お前達の技をすでに攻略している…型のある技は使わない方がいい!!』
XANXUS:『るせえっ』
獄寺:『なっ』 『人が親切に…』
獄寺の言葉を無視し、XNAXUSは攻撃をしかけます。
XANXUS:『かっ消せ』
ブルーベル:『にゅ』
ザクロ:『こいっ』 『バーロー!!』
XANXUSの、ベスターへの一言から始まった真6弔花 VS ヴァリアー戦。
その激突の衝撃の大きさは、ツナたちの地点からも観測できるほどです。
ツナ:『獄寺君達の地点の 戦闘が激しくなってる!!』
獄寺:『聞こえますか10代目!!』
ツナ:『!』 『獄寺君!?』
獄寺:『オレ達……ヴァリアーに救われました』 『今 奴らはザクロとブルーベルって奴と交戦中です』
一箇所に集められ、ルッスーリアの晴クジャクの治療を受ける獄寺たち。
某部下の皆さんと同じように、爪とか髪が伸びたりしないのか気になります。
ツナ:『え!?』 『ヴァリアーが…来てるの!?』
獄寺:『ハイ』 『相変わらず ムチャクチャな奴らですが…』
『ボンゴレの旗の下 オレ達を援護すると』 『XANXUSが!!』
ツナ:『!!』 『ザ… XANXUSが!!?』
思いがけない獄寺の言葉に驚くツナですが、リボーンの
『奴の強さはお前が一番知ってるはずだ』 『心強い援軍だな』 との言葉に
満面の笑みで頷きます。
と、今度は湖の方で火柱が上がり、そちらへと意識を向けるツナたち。
ツナ:『湖の地点には たしか……』
フゥ太:『了平兄 バジル兄 太猿に野猿に…それにランボが守ってるはずだよ!!』
ツナ:『ランボ!!』
ハル・京子:『!!』
場面変わり湖の地点では、桔梗との戦闘が繰り広げられていました。
桔梗:『ハハン』 『これほどの敵が待ち伏せているとは正直驚きましたよ』
宙に浮かび、ボンゴレメンバーを見下ろす桔梗は、無傷で余裕の表情です。
太猿:『くそう 一撃で仕留められなかった……』
野猿:『ちっくしょ~!!』
了平:『よくやったぞ 太猿 野猿!!』
バジル:『ここからは拙者達に任せてください!!』
地に膝をついた太猿、野猿に声をかける了平とバジル。
太猿:『お前達もひどいケガをしているではないか!』 『第一…』
『こんなチビまで連れてきちまって どういうつもりだ!!』
ランボ:『タザル 知(ち)らないの?ランボさん強いんだよ!!』
『ウチューとかチキューとかで』 『一番 強いんだよ!!』
太猿とランボの仲良しっぷりがよいです。
ここにきて、本当に太猿はよい兄貴だなと気付かされます。
そして、ランボがよい感じにウザいです(笑)。
了平:『ランボを戦わせるつもりはない!!』
バジル:『桔梗は 我々が倒してみせます!!』
ランボ:『ぐぴゃ?』
闘志を燃やす二人に対し、『ハハン』 『私を倒すですって?』 と嘲る桔梗。
桔梗:『もしや 戦士の数が上回っていれば勝てるとでも?』
『我々が 部下を連れてこないのは 自分達だけで事足りるからですよ』
了平:『何!?』
桔梗:『あなた達には この匣一つで充分です』
『ユニ様を一刻も早くお連れしたいので 早速失礼しますよ』
『開匣』
取り出した一つの匣から飛び出したのは、無数の恐竜でした。
雲(ヌーヴォラ)ヴェロキラプトル!!!
地に降り立った直後、野猿の左肩を爪で切り裂くヴェロキラプトル。
思わず声を上げた野猿の元へ駆けつけ、拳を繰り出す了平ですが、
それを全てかわし、尻尾での攻撃をも繰り出すヴェロキラプトルは
かなり手ごわいようで、バジルもあしらわれています。
桔梗:『恐竜タイプの匣兵器は 動物タイプより遥かに強力でしてね』
『この匣兵器一つで 最新装備の軍隊一個師団以上の戦闘能力を誇っています』
傍観している桔梗が解説してくれている間に、ヴェロキラプトルの尻尾に弾かれ
飛ばされるランボ。恐竜のいる地点に投げ出されたランボをキャッチした太猿は
彼を庇い、ヴェロキラプトルに左腕を噛まれてしまいます。
太猿:『なぜ こんなチビを連れてきた!!』
了平:『!!』(……それは…)
太猿に問い詰められた了平が思い浮かべたのは、ランボを戦わせることに
あくまで反対するツナとリボーンとのやりとりでした。
当初は、ツナと共にランボが戦うことに反対していた了平でしたが、
リボーン:『ランボは アホでウザイチビだが』 『リングを継承した れっきとしたボンゴレの守護者だ』
『選ばれたことには 意味があるんだ』
ユニ:『私もボンゴレファミリーの本当の力を出すためには ランボちゃんの力が必要だと思います』
この、二人の言葉に動かされたようです。
ツナ:『ユニまで…』 『でも……やっぱりオレは反対だよ…』
ずっとランボを抱っこしたままのツナが、なんだか可愛かったです。
バジルが保育係を引き受けるまで、やはりツナがずっとその役目に就いていたのでしょうか。
了平:『うむ』 『…沢田』
『オレが極限に責任をもって ランボの面倒を見る!!』 『それならいいだろう?』
京子:『お兄ちゃん』
ツナ:『お兄さん…』
了平:『ようは 勝てばいいのだからな!』 『大丈夫だ!!』
了平もまた、頼れるお兄さんですね。
そんな彼の肩に、リボーンが乗りアドバイスを授けます。
リボーン:『そのとおりだ了平 一応 念のために あのアホに軽い催眠で封じておいたスイッチを教えてやる』
了平:『スイッチ?』
リボーン:『本当にヤバイ時に叫んでみろ』
それは今だと判断した了平が、大きく息を吸い込み叫んだ言葉。それは
了平:『どうしたランボ!!!』 『沢田のママンに会いたくないのか!!?』
ランボ:『!!!』 『ママン……?』
(ママンに会いたい 過去へ戻りたいという気持ちが 奴の 眠っている炎を引き出すはずだ) と
リボーンが推察したとおり、いつも笑顔で優しかった奈々ママンを思い涙を浮かべるランボは
ランボ:(ママン…… どこ…?)『ママンに会いたい~!!!』
泣き出しながら、ボンゴレリングとボンゴレ匣を取り出します。
たちまちボンゴレリングに灯る死ぬ気の炎。
ランボ:『ぎゅうど~ん!!!』
叫びながら開匣したボンゴレ匣から飛び出した牛丼は、瞬時にその形態を変えていきます。
バジル:『牛丼が』 『形態変化(カンピオ・フォルマ)を!!』
「牛丼」という名前のせいで、色々と緊張感に欠けますが、
とりあえずバジルは大真面目です(←当たり前だ)。
了平:『リボーンの話では 初代雷の守護者は大地主の息子で
若くわがままで世間知らずな臆病者だったが
Ⅰ世(プリーモ)はあえて戦場では 奴に先陣を切らせたらしい』
どこで知り合ったのかとか、どうしてスカウトしたのかとか知りたいことはたくさんありますが、
とりあえず、Ⅰ世がどのように初代雷の守護者を手懐け、先陣を切らせていたのかが
気になります。それにしても、Ⅰ世は結構よい性格の人物だったようですね(笑)。
バジル:『臆病者を……』 『先頭で戦わせたんですか?』
了平:『その矛盾がランボのボンゴレ匣にもあらわれているのだ』 『あの武器こそ』
『激しい一撃を秘めた雷電と謳われた ランポウの盾(シールド)!!!』
初代雷の守護者は、15歳のランボと似ていますが、黒髪ではなく、右目の下の模様が
雷のような形になっているのですね。
矢の刺さった中華鍋を被っているポーズは、少し可哀想に思えたなんて言っちゃダメですか
そうですか。
盾と言いつつ現れたのは、盾とヘッドギアのようなものですね。
それぞれに、牛の角のような飾りがついています。
15歳のランボが装着しているシーンも是非見たかったです。
桔梗:『ハハン』 『何に変わるかと思えば 物言わぬ盾ですか』
『それでは雲ヴェロキラプトルを倒すことはできませんよ』
バジル:『だがあれでランボ殿の命が守られるならベストなのかも』
了平:『いいや!!雷のボンゴレ匣はそんな甘っちょろい兵器ではないぞ!!』
『一見ただの盾に見えた初代の武器は』 『恐るべき攻撃力を秘めていたのだ!!』
あくまで余裕の表情で状況を見守る桔梗とバジルの一言に反論する了平。
その言葉を裏付けるように、一気に襲い来る恐竜を目の前に『ママ~~ン!!!』 と
大泣きしたランボの意志を受け、光り輝く盾。そして。
雷の角(コルナ・フールミネ)!!!
迸った雷の炎で、雲ヴェロキラプトルを一網打尽にしたところで以下次号!!
現在のところ、全員がバラバラの地点で戦っているので
折角のバジルを中心としたブレインコーティングが見れないのが残念です。
特にボンゴレ匣同士というわけではないので、もっと多くの戦いのバリエーションが
見れるかと楽しみにしていたのですが…やはり個人戦になってしまいますか。
とはいえ、白蘭との最終決戦時には流石にみれるかな?と期待しています。
場面が桔梗戦に移ったこともあり、リボーンがγに耳打ちした内容も
お預けのようですね。
続々と仲間が終結し、未来編の終わりに向けて加速している気がします。
色々思うことはありますが、とにかく今後の展開を見守っていきたいと思います。
なにはともあれ、次回も楽しみです!
XANXUSが白いシャツに上着を肩に掛けていることといい、
羽織っている上着の腕にヴァリアーの紋章が見えることといい、
なんだかとてもヒバリと被っている気がします…なんてことは
言っちゃダメですかそうですか。
そして彼のあの羽飾りは、10年経っても謎です。
XANXUS:『沢田に伝えろ』 『ボンゴレ9代目直属 独立暗殺部隊ヴァリアーは――』
『ボンゴレの旗の下 ボンゴレリングを所持する者共を援護する!!』
あくまで9代目直属を謳ってはいますが、ツナが正式に10代目に就任して代替わりを果たした暁には
10代目直属になるのでしょうか?
典型的な穏健派である9代目ですら必要とした暗殺部隊ですから、
ツナがボスの座に就いても、変わらず存在しそうな気がします。
ヴァリアーが自分たちを助けにきたことに驚く獄寺に、
『ししし 情けねーの!』 『それでも嵐の守護者かよ』 と言いつつ
支えていた肩を外し、獄寺を地面に落とすベルがよい感じです。
その足元で、小ばかにしたように笑う嵐ミンクと、それに威嚇する瓜もまた
可愛いです。
スクアーロがどこにいるか尋ねるルッスーリアに、彼がやられて
山本たちが捜索していることを伝える獄寺。
XANXUS:『ハッ』 『死んだか』
レヴィ:『ハッ』 『死んだか』
ルッスーリア:『ってことは 次期作戦隊長私かしら』
ベル:『これで ど突かれなくてすむ♪』
全員が楽しそうというか嬉しそうなのですが、特にレヴィの笑顔が凄いです(笑)。
(やっぱ こいつら…… 普通じゃねえ…)との感想を抱く獄寺の反応は尤もですね。
ヴァリアーの存在を知らなかったらしいブルーベルに、彼らが何者なのかを説明したザクロ。
続けて放った『どのみち消すだけだがな』 の一言に
『やってみろカス』 と手に憤怒の炎を集めるXANXUS。
獄寺:『……聞けXANXUS…!!』 『奴らは パラレルワールドを使い
お前達の技をすでに攻略している…型のある技は使わない方がいい!!』
XANXUS:『るせえっ』
獄寺:『なっ』 『人が親切に…』
獄寺の言葉を無視し、XNAXUSは攻撃をしかけます。
XANXUS:『かっ消せ』
ブルーベル:『にゅ』
ザクロ:『こいっ』 『バーロー!!』
XANXUSの、ベスターへの一言から始まった真6弔花 VS ヴァリアー戦。
その激突の衝撃の大きさは、ツナたちの地点からも観測できるほどです。
ツナ:『獄寺君達の地点の 戦闘が激しくなってる!!』
獄寺:『聞こえますか10代目!!』
ツナ:『!』 『獄寺君!?』
獄寺:『オレ達……ヴァリアーに救われました』 『今 奴らはザクロとブルーベルって奴と交戦中です』
一箇所に集められ、ルッスーリアの晴クジャクの治療を受ける獄寺たち。
某部下の皆さんと同じように、爪とか髪が伸びたりしないのか気になります。
ツナ:『え!?』 『ヴァリアーが…来てるの!?』
獄寺:『ハイ』 『相変わらず ムチャクチャな奴らですが…』
『ボンゴレの旗の下 オレ達を援護すると』 『XANXUSが!!』
ツナ:『!!』 『ザ… XANXUSが!!?』
思いがけない獄寺の言葉に驚くツナですが、リボーンの
『奴の強さはお前が一番知ってるはずだ』 『心強い援軍だな』 との言葉に
満面の笑みで頷きます。
と、今度は湖の方で火柱が上がり、そちらへと意識を向けるツナたち。
ツナ:『湖の地点には たしか……』
フゥ太:『了平兄 バジル兄 太猿に野猿に…それにランボが守ってるはずだよ!!』
ツナ:『ランボ!!』
ハル・京子:『!!』
場面変わり湖の地点では、桔梗との戦闘が繰り広げられていました。
桔梗:『ハハン』 『これほどの敵が待ち伏せているとは正直驚きましたよ』
宙に浮かび、ボンゴレメンバーを見下ろす桔梗は、無傷で余裕の表情です。
太猿:『くそう 一撃で仕留められなかった……』
野猿:『ちっくしょ~!!』
了平:『よくやったぞ 太猿 野猿!!』
バジル:『ここからは拙者達に任せてください!!』
地に膝をついた太猿、野猿に声をかける了平とバジル。
太猿:『お前達もひどいケガをしているではないか!』 『第一…』
『こんなチビまで連れてきちまって どういうつもりだ!!』
ランボ:『タザル 知(ち)らないの?ランボさん強いんだよ!!』
『ウチューとかチキューとかで』 『一番 強いんだよ!!』
太猿とランボの仲良しっぷりがよいです。
ここにきて、本当に太猿はよい兄貴だなと気付かされます。
そして、ランボがよい感じにウザいです(笑)。
了平:『ランボを戦わせるつもりはない!!』
バジル:『桔梗は 我々が倒してみせます!!』
ランボ:『ぐぴゃ?』
闘志を燃やす二人に対し、『ハハン』 『私を倒すですって?』 と嘲る桔梗。
桔梗:『もしや 戦士の数が上回っていれば勝てるとでも?』
『我々が 部下を連れてこないのは 自分達だけで事足りるからですよ』
了平:『何!?』
桔梗:『あなた達には この匣一つで充分です』
『ユニ様を一刻も早くお連れしたいので 早速失礼しますよ』
『開匣』
取り出した一つの匣から飛び出したのは、無数の恐竜でした。
雲(ヌーヴォラ)ヴェロキラプトル!!!
地に降り立った直後、野猿の左肩を爪で切り裂くヴェロキラプトル。
思わず声を上げた野猿の元へ駆けつけ、拳を繰り出す了平ですが、
それを全てかわし、尻尾での攻撃をも繰り出すヴェロキラプトルは
かなり手ごわいようで、バジルもあしらわれています。
桔梗:『恐竜タイプの匣兵器は 動物タイプより遥かに強力でしてね』
『この匣兵器一つで 最新装備の軍隊一個師団以上の戦闘能力を誇っています』
傍観している桔梗が解説してくれている間に、ヴェロキラプトルの尻尾に弾かれ
飛ばされるランボ。恐竜のいる地点に投げ出されたランボをキャッチした太猿は
彼を庇い、ヴェロキラプトルに左腕を噛まれてしまいます。
太猿:『なぜ こんなチビを連れてきた!!』
了平:『!!』(……それは…)
太猿に問い詰められた了平が思い浮かべたのは、ランボを戦わせることに
あくまで反対するツナとリボーンとのやりとりでした。
当初は、ツナと共にランボが戦うことに反対していた了平でしたが、
リボーン:『ランボは アホでウザイチビだが』 『リングを継承した れっきとしたボンゴレの守護者だ』
『選ばれたことには 意味があるんだ』
ユニ:『私もボンゴレファミリーの本当の力を出すためには ランボちゃんの力が必要だと思います』
この、二人の言葉に動かされたようです。
ツナ:『ユニまで…』 『でも……やっぱりオレは反対だよ…』
ずっとランボを抱っこしたままのツナが、なんだか可愛かったです。
バジルが保育係を引き受けるまで、やはりツナがずっとその役目に就いていたのでしょうか。
了平:『うむ』 『…沢田』
『オレが極限に責任をもって ランボの面倒を見る!!』 『それならいいだろう?』
京子:『お兄ちゃん』
ツナ:『お兄さん…』
了平:『ようは 勝てばいいのだからな!』 『大丈夫だ!!』
了平もまた、頼れるお兄さんですね。
そんな彼の肩に、リボーンが乗りアドバイスを授けます。
リボーン:『そのとおりだ了平 一応 念のために あのアホに軽い催眠で封じておいたスイッチを教えてやる』
了平:『スイッチ?』
リボーン:『本当にヤバイ時に叫んでみろ』
それは今だと判断した了平が、大きく息を吸い込み叫んだ言葉。それは
了平:『どうしたランボ!!!』 『沢田のママンに会いたくないのか!!?』
ランボ:『!!!』 『ママン……?』
(ママンに会いたい 過去へ戻りたいという気持ちが 奴の 眠っている炎を引き出すはずだ) と
リボーンが推察したとおり、いつも笑顔で優しかった奈々ママンを思い涙を浮かべるランボは
ランボ:(ママン…… どこ…?)『ママンに会いたい~!!!』
泣き出しながら、ボンゴレリングとボンゴレ匣を取り出します。
たちまちボンゴレリングに灯る死ぬ気の炎。
ランボ:『ぎゅうど~ん!!!』
叫びながら開匣したボンゴレ匣から飛び出した牛丼は、瞬時にその形態を変えていきます。
バジル:『牛丼が』 『形態変化(カンピオ・フォルマ)を!!』
「牛丼」という名前のせいで、色々と緊張感に欠けますが、
とりあえずバジルは大真面目です(←当たり前だ)。
了平:『リボーンの話では 初代雷の守護者は大地主の息子で
若くわがままで世間知らずな臆病者だったが
Ⅰ世(プリーモ)はあえて戦場では 奴に先陣を切らせたらしい』
どこで知り合ったのかとか、どうしてスカウトしたのかとか知りたいことはたくさんありますが、
とりあえず、Ⅰ世がどのように初代雷の守護者を手懐け、先陣を切らせていたのかが
気になります。それにしても、Ⅰ世は結構よい性格の人物だったようですね(笑)。
バジル:『臆病者を……』 『先頭で戦わせたんですか?』
了平:『その矛盾がランボのボンゴレ匣にもあらわれているのだ』 『あの武器こそ』
『激しい一撃を秘めた雷電と謳われた ランポウの盾(シールド)!!!』
初代雷の守護者は、15歳のランボと似ていますが、黒髪ではなく、右目の下の模様が
雷のような形になっているのですね。
矢の刺さった中華鍋を被っているポーズは、少し可哀想に思えたなんて言っちゃダメですか
そうですか。
盾と言いつつ現れたのは、盾とヘッドギアのようなものですね。
それぞれに、牛の角のような飾りがついています。
15歳のランボが装着しているシーンも是非見たかったです。
桔梗:『ハハン』 『何に変わるかと思えば 物言わぬ盾ですか』
『それでは雲ヴェロキラプトルを倒すことはできませんよ』
バジル:『だがあれでランボ殿の命が守られるならベストなのかも』
了平:『いいや!!雷のボンゴレ匣はそんな甘っちょろい兵器ではないぞ!!』
『一見ただの盾に見えた初代の武器は』 『恐るべき攻撃力を秘めていたのだ!!』
あくまで余裕の表情で状況を見守る桔梗とバジルの一言に反論する了平。
その言葉を裏付けるように、一気に襲い来る恐竜を目の前に『ママ~~ン!!!』 と
大泣きしたランボの意志を受け、光り輝く盾。そして。
雷の角(コルナ・フールミネ)!!!
迸った雷の炎で、雲ヴェロキラプトルを一網打尽にしたところで以下次号!!
現在のところ、全員がバラバラの地点で戦っているので
折角のバジルを中心としたブレインコーティングが見れないのが残念です。
特にボンゴレ匣同士というわけではないので、もっと多くの戦いのバリエーションが
見れるかと楽しみにしていたのですが…やはり個人戦になってしまいますか。
とはいえ、白蘭との最終決戦時には流石にみれるかな?と期待しています。
場面が桔梗戦に移ったこともあり、リボーンがγに耳打ちした内容も
お預けのようですね。
続々と仲間が終結し、未来編の終わりに向けて加速している気がします。
色々思うことはありますが、とにかく今後の展開を見守っていきたいと思います。
なにはともあれ、次回も楽しみです!
標的265にて明かされました。