今回は、前回の続き「幼児期前期(1.5歳~3歳)」について書いていきます。
「自律性」を持つということは、自分をコントロールしていくことです。
その為には、自分自身の欲求を我慢することも必要となってきます。
乳児期に「基本的信頼感」を得ることができた子供は、人(周囲)を信じることができるので、他人のことを考えて我慢できるようになるのです。
この時期には、「一人遊び」が始まります。
「一人遊び」をするには、母親(or母親的存在)にしっかりと見守られているという安心感が必要とされます。
なかなか一人遊びができない場合は、「基本的信頼感」が十分に得られていないということなのです。
・・・我が子がそうでした。
全然一人遊びができず、友達とも関わらず、いつもママにベッタリ。
悩みました…。
そのときに佐々木正美先生の本(「お母さんがすき、自分がすき」と言える子に―信頼されて子どもは育つ
)と出会い、「基本的信頼感」が足りていないということに気付かされたのです。
あの時気付いていなかったら、今頃どうなっていたか…。
子供が大きくなればなる程、修復は大変になってしまいますから…。
「自律性」を育てるには、「待つこと」「見守ること」が大切です。
なかなかできないときに「早くしなさい!」と文句を言ったり、「できないならもういい!」と親がやってしまったり、
「やっぱりできなかったでしょ!」「まだ無理なのよ!」と非難してしまったり。
こういうことをすると、「恥・疑惑」を育ててしまいます。
「自分はダメなんだ…」と無意識に思ってしまうということです。
「恥・疑惑」が大きくなると、自分の気持ちを心の中に閉じ込めてしまったり、自分に自信が持てず自己主張が出来なくなったりしてしまいます。
大切なことは、乳児期の「基本的信頼感」を十分に得て、それを土台として幼児期に「自律性」を育てなければならないということなのです。
もし、「幼児なのにママにあまり甘えてこない」という子がいましたら、今からでもいっぱい甘えさせてあげることをオススメします。
4歳近くになると、幼児なりに羞恥心が出てきて外ではあまり甘えない子もいるかもしれませんが、家では甘えるのが自然です。
特に男の子は、いつまでもママにベッタリという子が多いですね
家の中でもベタベタしてこないとしたら、もしかしたら何か我慢していたり、無意識に甘えてはいけないと思っていたり、そういう可能性があるかもしれません。
もちろん、その子の性格にもよるので一概には言えませんが
少しでも思い当たるようでしたら、ママの方からベタベタしてみるのもいいと思いますよ
子供は子供なりに、外では頑張っているんです。
そんな風に頑張っているんだから、家ではダラダラしてもいいんじゃないかと私は思います。
我が子は、「ママ~、着替えさせて~」なんて言うときもたまにありますよ。
ごはんのときに、「食べさせて~」なんて言うことも。(笑)
普段は自分でできることなので、きっと甘えたいだけなんだと思います。
だから、そういうときは「甘えんぼだ~
」なんて言いながらやってあげてます
そんな時の息子は、すっごい嬉しそうです
甘えたいときに素直に甘えられることは大事です。
幼児が、ママの顔色を伺って我慢したり気持ちをグッと堪えたり、そういうのは不自然だと思います。
子供だって家にいるときぐらい、気を抜いたっていいですよね
次回は、「幼児期後期」について書きたいと思います。
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「自律性」を持つということは、自分をコントロールしていくことです。
その為には、自分自身の欲求を我慢することも必要となってきます。
乳児期に「基本的信頼感」を得ることができた子供は、人(周囲)を信じることができるので、他人のことを考えて我慢できるようになるのです。
この時期には、「一人遊び」が始まります。
「一人遊び」をするには、母親(or母親的存在)にしっかりと見守られているという安心感が必要とされます。
なかなか一人遊びができない場合は、「基本的信頼感」が十分に得られていないということなのです。
・・・我が子がそうでした。
全然一人遊びができず、友達とも関わらず、いつもママにベッタリ。
悩みました…。
そのときに佐々木正美先生の本(「お母さんがすき、自分がすき」と言える子に―信頼されて子どもは育つ
あの時気付いていなかったら、今頃どうなっていたか…。
子供が大きくなればなる程、修復は大変になってしまいますから…。
「自律性」を育てるには、「待つこと」「見守ること」が大切です。
なかなかできないときに「早くしなさい!」と文句を言ったり、「できないならもういい!」と親がやってしまったり、
「やっぱりできなかったでしょ!」「まだ無理なのよ!」と非難してしまったり。
こういうことをすると、「恥・疑惑」を育ててしまいます。
「自分はダメなんだ…」と無意識に思ってしまうということです。
「恥・疑惑」が大きくなると、自分の気持ちを心の中に閉じ込めてしまったり、自分に自信が持てず自己主張が出来なくなったりしてしまいます。
大切なことは、乳児期の「基本的信頼感」を十分に得て、それを土台として幼児期に「自律性」を育てなければならないということなのです。
もし、「幼児なのにママにあまり甘えてこない」という子がいましたら、今からでもいっぱい甘えさせてあげることをオススメします。
4歳近くになると、幼児なりに羞恥心が出てきて外ではあまり甘えない子もいるかもしれませんが、家では甘えるのが自然です。
特に男の子は、いつまでもママにベッタリという子が多いですね

家の中でもベタベタしてこないとしたら、もしかしたら何か我慢していたり、無意識に甘えてはいけないと思っていたり、そういう可能性があるかもしれません。
もちろん、その子の性格にもよるので一概には言えませんが

少しでも思い当たるようでしたら、ママの方からベタベタしてみるのもいいと思いますよ

子供は子供なりに、外では頑張っているんです。
そんな風に頑張っているんだから、家ではダラダラしてもいいんじゃないかと私は思います。
我が子は、「ママ~、着替えさせて~」なんて言うときもたまにありますよ。
ごはんのときに、「食べさせて~」なんて言うことも。(笑)
普段は自分でできることなので、きっと甘えたいだけなんだと思います。
だから、そういうときは「甘えんぼだ~


そんな時の息子は、すっごい嬉しそうです

甘えたいときに素直に甘えられることは大事です。
幼児が、ママの顔色を伺って我慢したり気持ちをグッと堪えたり、そういうのは不自然だと思います。
子供だって家にいるときぐらい、気を抜いたっていいですよね

次回は、「幼児期後期」について書きたいと思います。
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