賢い子に育てたい! ~家庭学習で中学受験2018~(受験終了)

中学受験に向けての学習について書いてきましたが、受験終了。
現在は、中高一貫校の生活などを書いています。

過保護と過干渉

2011年08月31日 | チャイルドコーチング
突然ですが、私は過保護です

息子がまだ乳児の頃から、親によく「過保護なんじゃないの?」と言われていました。
その言葉を言われる度にショックを受けたり、悩んだり…。
「私の育て方って良くないの??」と。

でも、息子が3歳のときにすっごく悩んでいた時期があり、そのときにある本を読んだことがきっかけで気持ちがラクになりました。
それは、佐々木正美先生が書いた本です。
ずっと前の記事『親子の間に大切なのは・・・「基本的信頼感」』にも書きましたが、あれ以来、子育てに対する考え方が変わったのです。

そして今は、「過保護だっていいじゃない」と思っています。


ただ、「過保護」と「過干渉」の違いを理解しなければなりません。

「過保護」というのは、本人が望んでいることをやってあげることです。
佐々木先生は、「金銭で何とかすることではなく、自分の体で何かすること」とおっしゃっています。
欲しいものを何でも買い与えるとかではなく、例えば「だっこ」と言われたらだっこしてあげるという意味です。

私はこの言葉に救われたんです。
子供が親にやってほしいと思うことは、やってあげていいんだと。
自分でやろうという気持ちがなかなか出ない息子に、私はすごくイライラして無理に自分でやらせようとした時期がありました。
でもそれが逆に自立を遅らせるということを、初めて知ることができました。

「過干渉」というのは、子供が望んでいることではなく親がやらせたいことを言い過ぎることだそうです。
例えば、「勉強しなさい」「早く寝なさい」など。
適度な「干渉」はいいのですが、言い過ぎは「過干渉」になってしまうのです。

適度な「干渉」って難しいですよね
私自身、どこまで言っていいのかわからないことがたくさんあります。
今のところ、「自分が言われたら嫌だな」と思うレベルで止めるように努力はしていますが


佐々木先生は、こうおっしゃっています。
「親は過保護になんかできないのです。
 子供の言うことを過剰にやってあげることなんかできません。
 過剰に買い与えることはできてもね。
 心と手をかけることが保護なのです。
 それを過剰にすることはできないです。
 だから『過保護ぐらいの気持ちでやって大丈夫ですよ』ということです。
 皆不足なのですよ。
 せめて親はどんなにやってあげてもよいのです。」

奥が深いですね~。
でもまあ、難しく考えずにどんどん過保護にして良いってことですよね
私はそう考え、過保護を続けています。(笑)


手をかけてもらった子は、物に執着しないそうです。
自分でできることもやろうとしない子は、手をかけ心をかけることが足りないからだそうです。
自分の言うことを親によく聞いてもらえた子は安心感を持つので、親の言うこともよく聞くようになるそうです。


こういうことをいつも心の片隅に置いて、子供と接していきたいと思います



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知能とは??

2011年08月29日 | 幼児教育
今日から息子は幼稚園。
今週はまだ半日保育ですが、私の頭は切り替わったようです
早速、教育的内容のブログを書きたいと思います

今回の内容は、「知能」についてです。
私の一番好きな考え方は、「ガードナーの8種の知能」(多重知能理論)です。

言語的知能

論理数学的知能

音楽的知能

身体運動的知能

空間的知能

対人的知能(他者理解知能)

個人内知能(自己理解知能)

博物学的知能(自然理解知能)

上記の8つに分かれます。
詳しい内容に関しては、日能研の「ユーリカ!きっず」のページにも載っていましたのでそれを参考にして下さい。

世間で行われている知能検査のほとんどは、「言語的」「論理・数学的」「空間的」の3つの知能に関する問題に偏っているように感じます。
我が子が受けた知能検査はビネー式ですが、やはり「概念(言葉の意味)」「図形(物の形)」「記号(数・音・色)」の領域で判断されます。

学校教育に関して考えれば、8種の知能のうちまでが中心ではないでしょうか。
でも、実際に社会に出てから活躍している人を見るとどうでしょう??
の知能が発達している人が意外と多いのではないでしょうか?


「早期教育」「幼児教育」と言うと、どうしてもに偏ってしまう気がします。
でも本当に大切なのは、偏った勉強だけをするのではなくいろんな経験をさせることなのではないでしょうか。
ガードナー氏も「多重知能学習(多種多様の機会が与えられる教育)が大切だ」とおっしゃっています。

幼児教室に通わせることや家で勉強をさせることが悪い、と言っているのではありません。
それだけではなく、自然に触れさせる、社会のルールやマナーを教える、人との接し方を教える・・・とか、そういうことも大事だと思うのです。


最近の子供たちを見ていて思うのですが、「自分」のことをわかっていない子が意外と多いです。
の知能と言えるでしょうか…。
自分はどういう人間なのか・・・もっと簡単な部分で「本当は何をしたいのか」「将来どういう方向に進みたいのか」など…。
こういうこともわかっていないんです。
「わからない」「知らない」を、そのままにしてしまう子も増えています。
調べてみようとか、考えてみようとか・・・そういうことが面倒なようです

そうならない為にも、幼児期に注意してほしいことがあります。
子供が疑問に思ったことに対して、親がスルーしないで下さい。
一緒に考えたり調べたり、きちんと向き合ってあげてほしいのです。
親がわからないことも、たくさん質問してくると思います。
そういうときは正直に「ママもわからないから、一緒に調べよう!」と言ってあげて下さい。


幼児期は、本当にたくさんのことを吸収します。
その成果が出るのは、もっともっと先です。
子供が大きくなってから後悔しても遅いのです。
今から、しっかり子供と向き合ってあげましょう



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明日から幼稚園!

2011年08月28日 | 日記
やっとやっと、明日から息子の幼稚園が始まります
長かった夏休み・・・ブログに書きたいことはいろいろあるのに、それを考えてまとめる気持ちの余裕がありませんでした
それで、なんとな~く日記のような内容になってしまったり、手抜き内容になってしまったりしました
来週からは気合を入れて、もっと教育的な内容をしっかり書いていきたいと思います


夏休み最後の日なので、息子と一緒に出かけた夏休みの思い出の一部を載せちゃいます


「鉄道博物館」

  

  


「リニア鉄道館」

   


「リスーピア」

  


「こどもの城」

  



来年の夏休みは小学1年生になっている息子…。
どんな休みになるのか、今から楽しみです



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非常識な親が増えているそうです。

2011年08月24日 | 日記
今日は、ある幼児教室のセミナーがありました。
母親向けのものでネットで視聴できるので、よく利用しています。

今回のお話の中で、「非常識な親が増えている」というのがありました。
そういう親は、自分では非常識だということに気付いていないそうです。

確かに、ここ何年かそう感じる場面に遭遇することが増えてきています。
何故、そうなってきているのでしょうか??


我が家は一昨日から昨日まで、名古屋に行ってきました。
久々に長時間の電車移動をしましたが、信じられないような光景を多々目にしました。
例えば・・・
ベビーカーを通路の真ん中にドンと置き、靴を履かせたままの子供を椅子に上らせているママ。
子供がママの膝に乗ったり降りたりを繰り返し隣の人に何度もぶつかっているのに、謝りもしないママ。
子供が勝手に電車の中を歩き回っていても、注意しないママ。
つり革にぶら下がって遊んでいる子供を、注意しないパパ。
優先席で、お年寄りが前に立っているのに席を譲らない小学生の姉弟。

電車の中だけでなく、いろいろな場所で「???」という場面がありました。
例えば、リニア鉄道館での出来事です。
飲食ができる休憩所があるのですが、その日は結構混雑していて座れない人が多く、たくさんの人が席が空くのを待っていました。
それなのに、食事は終わっているのに全くどかない家族がいました。
子供たちはどこかへ遊びに行き、親は席に座ってベラベラお喋り。
しばらくしたら子供たちは戻ってきて、また席に座りお喋りをしていました。

こういう人って、すごく不思議です。
これは非常識というわけではないと思いますが、もう少し周りの人に対する気遣いがあってもいいのではないでしょうか…。
こういう人を見ると、なんだか悲しくなります


子供は親を見ています。
親の言動を真似します。

非常識な子供を作らないよう、自分も今以上に言動に気を付けなければいけないと思いました。



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大科学実験!

2011年08月21日 | 家庭学習
前にも書きましたが、息子は科学実験教室に通っています。
きっかけは、NHK教育の「大科学実験」という番組です。
息子は前からこの番組が好きで、よく見ていました。
そして、何でも実際にやってみたくなってしまうのです

かなりしょっぱいウエディング」という実験があったのですが、それなら出来そうな感じがしたのでやってみました。
ワイヤーでハート型を作り、それにタコ糸を巻きつけ、食塩水に入れます。
順調に行けば、明日の朝にはきれいな塩の結晶がつくはずです。

息子が寝た後、経過を見てみました。
全然ついてません
このままだと明日の朝まで待ってもつくはずがない…。
失敗です
だから、もう一度最初からやり直しました

朝、恐る恐る見てみると・・・結晶がついてる
成功です

それを見た息子は、大喜び
親の苦労も知らず~

それ以来、息子はいろんな実験をやりたがるようになりました。
でも、自宅で出来る実験って限られてますよね…。

そんな訳で、実験教室のようなものはないかと探してみることにしたのです。
幼稚園児から通える教室は少なく、近所には2つしかありませんでした。
そのうちの1つの体験授業に行ってみたら、液体窒素なんか使っちゃう本格的な実験でびっくり
息子はすっごく気に入って、即入会。
毎回楽しく通っています。


実験というのは、「興味を持ち→結果を予測し→実際にやってみる」というのがいいですよね。
「大科学実験」という番組は、すごくうまく出来てるな~と思います。

いろんなことに興味を持つようになるのは、とてもいいことだと思います。
「大科学実験」、オススメですよ



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