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賢い子に育てたい! ~家庭学習で中学受験2018~(2024大学受験終了)

中学受験に向けての学習について書いてきましたが、受験終了。
現在は、中高一貫校の生活などを書いています。

本当の自立とは?・・・「依頼」と「依存」・・・ライフサイクル論から考える

2011年09月28日 | チャイルドコーチング
ずっと前の記事になりますが、「基本的信頼感」について少し触れたことがあります。
今回は、これについて書きたいと思います


子供の「自立」というのは何でしょう?
意外と、勘違いしているママが結構いるんです。
「人を頼らずに自分ですること」と思っていませんか?
実は、そうではないのです。

ここで、「依頼」と「依存」について説明したいと思います。
簡単に言うと、「依頼」というのは『自分で出来ることも人にやってもらうこと』で、「依存」というのは『自分が出来ないことを人にやってもらうこと』です。
この「依存」というのが、乳児期~幼児期にはとても大事なことなのです。
小さい子供は、やりたいことがあっても自分で出来ないことが多いですよね。
それをママにやってもらうことが、しっかり「依存」できたということです。


精神分析学者のエリクソンの「ライフサイクル論」というものがあります。
人間の発達を8段階に分けて、それぞれの時期に達成しなければならない課題を明らかにしています。

乳児期(基本的信頼 vs 不信)
幼児期前期(自律性 vs 恥・疑惑)
幼児期後期(自主性 vs 罪悪感)
児童期(勤勉性 vs 劣等感)
思春期・青年期(アイデンティティー vs アイデンティティーの拡散)
成人期(親密 vs 孤立)
壮年期(生産性 vs 停滞性)
老年期(自我の統合性 vs 絶望)


今日は、「乳児期」について、詳しく書いていきます。

この時期には、自分の存在を認めてもらうことが求められます。
無償の愛・・・ですね。
どんな自分でも受け入れてもらえることが、安心感につながります。
自分で望んだように愛してもらえる・・・つまり、十分に「依存」できるということです。
自分は生きていていいんだという安心感。
自分を認めることができれば、他人も認めることができます。
大きく言えば、この世の中全体を信じることができるのです。

親との関わりの中で「基本的信頼感」を獲得することができるということです。

逆に、それを得ることができないと「不信」につながってしまいます。
人を信じられないとどうでしょう?
自分をも信じられないとしたら、どうなってしまうでしょう?
将来的な不安がたくさんありますよね…。

乳児期に「依存」を十分に経験すれば、それ以降、必要以上の「依存」を欲しなくなるでしょう。
逆に、「依存」を十分に経験できなかった場合は、大きくなってからも「依存」の傾向が強くなるはずです。
極端な例を挙げると、乳児期の「依存」が足りなかった為に「不信感」を溜め込み、親離れ(自立)ができなくなったり自分の気持ちの整理ができなくなったりすることで、ひきこもりになってしまうこともあるのです。

それ程、乳児期の「基本的信頼感」の獲得は大切だということです。


次回は、「幼児期前期」について書きたいと思います。



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子供の話をきちんと聞いてあげないと、子供の心は閉ざされます。

2011年09月07日 | チャイルドコーチング
私はいつも、思っていることがあります。
今まで何度か記事にも書きましたが、子供の話をきちんと聞いてあげてほしいのです。

幼児期って、大人から見ればどうでもいいようなことやくだらないことばかり話しますよね
忙しいときや疲れているときは、「面倒くさいな~」と思ってしまう…。
私もそうです
でも、グッと堪えて付き合ってあげています。
どうしても無理なときは、「これが終わったら聞くから、ちょっと待ってて!」とか「ママ、すっごく疲れてるから10分だけ休ませて!」と伝えるようにしています。
でもこの方法は、幼稚園児ぐらいからかな…。
もっと小さい頃は、我慢して付き合ってあげていました

くだらない話をきちんと聞いてあげるというのは、結構疲れます
だからと言って、「ふ~ん」とか「だから、何?」とかの薄いリアクションや、「くだらない」なんて冷たい言葉を言ってしまうと子供は傷つきます。
そういうことが続くと「ママは話を聞いてくれないんだ…」と認識され、子供はママに期待しなくなってしまいます。
子供は、自分の話すことを聞いてもらい反応してもらうことで、心が満たされます。
それをママにしてもらえないのなら、他の大人に求めるようになるかもしれません。

親にあまり褒めてもらえない子は、他の子のママに強くアピールしますよね。
「ねえねえ、○○くんのママ、ぼく、こんなことできるんだよ!」とか「見て見て、こんなこともできるんだよ!すごいでしょ!」とか。
そういうのって、本当に特別にすごいこととかではなく、普段親が褒めるようなちょっとした内容のことが多いんです。
たまたま私が自分の子供に気を取られているときにこんな風に話しかけられると、すぐに反応できませんよね。
そうすると、すごい剣幕で「ねえ、聞いてよ!」と言ってきます。
もっと酷いときは、私と子供が話せないように邪魔しようとすることも…。

こういうのって、実は小さい頃からの蓄積なんです。
今は話を聞いてあげようとしていたとしても、昔の薄いリアクションなどのせいで子供が心を閉ざしてしまっている…。
そんな可能性もあるんです。

もっと言うと、乳児期からの蓄積かもしれません。
赤ちゃんは、泣いて訴える。
泣いているときに、すぐに反応してあげたかどうか…。
私はとても神経質だったので、泣いているとほっとけず「何?どうしたの?」とすぐに駆けつけました。
これを見て「過保護過ぎ。赤ちゃんは泣くものだからほっとけばいいのよ。」と親に言われたことも
でも私は、自分のせいで泣いているような気がしてしまったんです。
私が何かをしてあげていないから、何かが足りないから、と。
そのせいで、半分育児ノイローゼ気味でしたが
今となっては、笑い話ですけどね~。

赤ちゃんの頃は、起きている間はとにかく遊んであげなければいけないと思い込んでいました。
0歳児相手に、笑わせることに命を懸けていました。(笑)
そしてぐったり…。
何度もパパに八つ当たりしたり、夜中のプチ家出なんかもしましたよ~。

そんな風に構いすぎていた為、一人遊びがなかなかできない子だったのかもしれません。
でもその分、子供と向き合う時間はたっぷりあったと思います。
前回の記事にも書きましたが、3歳の頃は本当に悩みました。
ママと離れられず、友達とも絡まず、この子はどうしちゃったんだろうと。
でもあるとき、突然ス~っとママから離れていきました。
こっちが寂しくなるぐらい、一人遊びもします。
友達と遊んでいると、ママなんか見向きもしません。
「あれれ??」って感じです


子供はいつかはママから離れていきます。
乳幼児期ぐらいは、頑張って相手をしてあげてもいいんじゃないでしょうか
家事は、子供が寝た後でも出来ます。
我が家は未だに、夕方に洗濯して、子供が寝た後に干します。
夏は夜に干せば朝には乾いてることが多いし、冬は部屋干しして「天然加湿器~」なんて言ってます。
その後は、自由時間です。
子供を早寝にさせれば、自分の時間もたっぷり取れますよ

テレビもできれば一緒に見てあげましょうね。
おもしろいところでは一緒に笑い、おかしいところでは一緒に突っ込み…。
テレビを見せている間に家事をしちゃう人って、意外と多いようです。
でも、隣で一緒に見てあげませんか?
気持ちの共有って、結構大切ですよ。


大きくなってもママといろいろお話ができる、そういう子に育ってほしいです



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「依存」と「自立」の関係

2011年09月05日 | チャイルドコーチング
私は一時期、息子の自立が他の子よりもかなり遅れているのではないかと悩んだことがあります。

例えば、3歳の頃のことです。
他の子供たちは友達同士で絡みながら楽しく遊んでいるのに、息子だけはそれを拒否して私のそばにベッタリでした。
習い事のサッカーが終わった後にみんなでお昼を食べに行こうという話が出ると、息子は必ず嫌がり、息子と私の2人だけでお昼を食べに行きました。

他の子供たちは楽しそうに遊んでいるのに、息子だけ遊ばない…。
他のママたちはいろいろお喋りできるのに、私だけお喋りできない…。
悲しくて悔しくて、「なんでみんなと遊べないの」と怒ってしまったこともありました。
自分たちだけ孤立してしまったような、置いてけぼりにされたような、寂しい感情がいっぱいでした

あの頃の息子は少し変わっている部分がありました。
異常に何かに執着したり、どうでもいいようなことにこだわって何度も質問してきたり…。
特に、コミュニケーション能力に問題があるような気もしていました。
ママと離れられないんです。
友達が一緒にいても、ママと遊びたがるんです。
もしかしたら自閉傾向があるのかな・・・と本気で考えたこともあります。
そして調べまくりましたが、どうも違うようなのです。
「いったいなんなのー」と頭がおかしくなりそうでした。

そんな時、佐々木正美先生の本に出会ったのです。
それでわかったのが、前の記事にも書いた「基本的信頼感が欠けているのでないか」ということでした。

子供は「依存」できなければ「自立」もできないそうです。
「依存」というのは、「自分が望んだことを望んだ通りに受けとめてもらうという体験」だそうです。
簡単に言うと、甘えるということですね。
「自分が十分に受けとめてもらえているかどうか」を確認したいものなのだそうです。
その確認作業が「反抗」という訳です。

「なるほど~」と思いました。
「反抗」は「愛情確認」ってことなんですね。
息子の反抗期はすっごく激しくて、私は毎日いじめられているような気分でした。
「そんなにママのこと嫌いなの」と泣いてしまったことも
そうじゃなかったんですよね…。
好きだからこそ、反抗して試す。
「こんなボクだけど、それでもママは好きでいてくれる?」という感じなのかな…。


佐々木先生は「大きく依存できた子供ほど、反抗は小さくてすむんですよ」とおっしゃっています。
ということは、私は十分に依存させてあげられていなかったということですね
だから酷い反抗期だった…。

息子がママと離れられなくても、友達と遊びたがらなくても、イライラせずに受けとめてあげればよかった。
子供はいつかは離れていく。
ママにベッタリしてくれることを、素直に喜べばよかった。
自分がママ友とお喋りできなくても、そんなのはその時期だけで大したことではないと思えればよかった。


今だからこんな風に考えられるけど、当時はその世界が全てですからね
そんなこと思える気持ちの余裕はありませんでした
それでも、本を読んでからは自分なりに努力してきたつもりです。


その結果、今ではとっても扱いやすい素直な子に育っている気がします。
幼稚園に通い始めてからのママ友に昔の話をすると、「えーーー ○○くんにそんな時期があったなんて想像できない・・・。」といつも言われます。(笑)

なんて言っても、またいつ酷い反抗期が来るかわかりませんが
そのときは、試行錯誤しながら頑張らないと



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子育てに対する考え方を変えてくれた本

2011年09月02日 | チャイルドコーチング
前回の記事にも書きましたが、私は佐々木正美先生の本に何度も救われています。
友人からも質問がありましたので、私が読んだ中からよかったと思うものを紹介します


 過保護のススメ


 「お母さんがすき、自分がすき」と言える子に―信頼されて子どもは育つ (企画室の子育てシリーズ)

↑上記2冊は、本当に読んでよかったです。
 この本に出会っていなかったら、今の私はないと思います…。


 子供に悩まされる親 親にダメにされる子供

↑この本は、幼児期からの子育てがとても重要だということを気付かせてくれます。


 いい人間関係ができる子に育てたい―友達作りの能力をのばす親の工夫 (新紀元社の子育てシリーズ)

↑親なら、こういう子に育ってほしいですよね
 どのような環境を作ればよいのか、ヒントになるようなことがたくさん載っています。


興味のある方は、是非読んでみてくださいね



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過保護と過干渉

2011年08月31日 | チャイルドコーチング
突然ですが、私は過保護です

息子がまだ乳児の頃から、親によく「過保護なんじゃないの?」と言われていました。
その言葉を言われる度にショックを受けたり、悩んだり…。
「私の育て方って良くないの??」と。

でも、息子が3歳のときにすっごく悩んでいた時期があり、そのときにある本を読んだことがきっかけで気持ちがラクになりました。
それは、佐々木正美先生が書いた本です。
ずっと前の記事『親子の間に大切なのは・・・「基本的信頼感」』にも書きましたが、あれ以来、子育てに対する考え方が変わったのです。

そして今は、「過保護だっていいじゃない」と思っています。


ただ、「過保護」と「過干渉」の違いを理解しなければなりません。

「過保護」というのは、本人が望んでいることをやってあげることです。
佐々木先生は、「金銭で何とかすることではなく、自分の体で何かすること」とおっしゃっています。
欲しいものを何でも買い与えるとかではなく、例えば「だっこ」と言われたらだっこしてあげるという意味です。

私はこの言葉に救われたんです。
子供が親にやってほしいと思うことは、やってあげていいんだと。
自分でやろうという気持ちがなかなか出ない息子に、私はすごくイライラして無理に自分でやらせようとした時期がありました。
でもそれが逆に自立を遅らせるということを、初めて知ることができました。

「過干渉」というのは、子供が望んでいることではなく親がやらせたいことを言い過ぎることだそうです。
例えば、「勉強しなさい」「早く寝なさい」など。
適度な「干渉」はいいのですが、言い過ぎは「過干渉」になってしまうのです。

適度な「干渉」って難しいですよね
私自身、どこまで言っていいのかわからないことがたくさんあります。
今のところ、「自分が言われたら嫌だな」と思うレベルで止めるように努力はしていますが


佐々木先生は、こうおっしゃっています。
「親は過保護になんかできないのです。
 子供の言うことを過剰にやってあげることなんかできません。
 過剰に買い与えることはできてもね。
 心と手をかけることが保護なのです。
 それを過剰にすることはできないです。
 だから『過保護ぐらいの気持ちでやって大丈夫ですよ』ということです。
 皆不足なのですよ。
 せめて親はどんなにやってあげてもよいのです。」

奥が深いですね~。
でもまあ、難しく考えずにどんどん過保護にして良いってことですよね
私はそう考え、過保護を続けています。(笑)


手をかけてもらった子は、物に執着しないそうです。
自分でできることもやろうとしない子は、手をかけ心をかけることが足りないからだそうです。
自分の言うことを親によく聞いてもらえた子は安心感を持つので、親の言うこともよく聞くようになるそうです。


こういうことをいつも心の片隅に置いて、子供と接していきたいと思います



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