こたじろうのブログ-太郎(初代)、小太郎(二代)、次郎(三代)、小次郎(四代)ー

◇シェルティの小次郎が散歩中に見かけた草花と日常の生活を紹介。
◇初代~三代は「物語」としてふり返る。

小次郎と春の草花-ヒメシャラ(姫沙羅)-

2023-07-22 22:24:56 | 春の草花

今回は、ヒメシャラ(姫沙羅)だ。ナツツバキ(夏椿)に似るが花も葉も小ぶり。由来は、誤って沙羅樹(さらじゅ)と伝えられたナツツバキ(別名:シャラノキ)よりも小さいことによる。因みに、シャラノキ(沙羅樹)は、仏教の三大聖木の一つ(沙羅双樹)として知られる。(インドの)シャラノキ(沙羅樹)とナツツバキ(夏椿)は種が異なるとのこと、ちと、ややこしい。

<2023年5月20日> 若松 高塔山

◇ ここは若松・高塔山の庭。直径2~2.5㎝程の可愛らしい花だ。

◇ 小次郎は下ばかり向いている。おーい、花は上の方だよ。ま、小次郎が興味がないのは仕方がない。花に着目しよう

◇ ナツツバキ(夏椿)によく似ている。夏椿の別名はサラノキ(沙羅樹)。姫沙羅の勉強をしておこう

【ヒメシャラ(姫沙羅)】※ Wikipedia、他

◇ ツバキ科科ナツツバキ属の落葉高木。垂直によく伸び、高さ15m 、胸高直径は90㎝にも達する。

◇ 原産地は日本。神奈川ケン箱根以西から和歌山県までの本州太平洋側、四国南部、九州、屋久島に分布する日本特産種。

◇ 開花時期は6月~7月。シャラは直径が5㎝ほどあるが、ヒメシャラは2㎝の可愛い白い花を咲かせる

◇ 「愛らしさ」や「謙虚」といった花言葉にふさわしい、女性らしい印象の花と言われる。

【由来】

ヒメシャラという名前は、シャラノキ(ナツツバキ)よりも花や葉が小さいことによる。

シャラノキは本来、インド原産の沙羅双樹のことであるが、仏教が日本へ伝播した際に沙羅双樹がなかったため、日本に自生するナツツバキを沙羅双樹ということにしたものという。

(インドの)サラノキは「フタバガキ科サラノキ属」の常緑樹。日本の寺院に植えられているのは「ナツツバキ科ナツツバキ属」の落葉高木とのこと。因みに(インドの)沙羅双樹(サラノキ)は耐寒性が弱日本では温室が必要という

【ヒメシャラとシャラの違い】※ ネット(クイック・ガーデン、gooBLOG、)より

◇ 比較すると分かるけど、単独だと、花の大きさが区別のポイントのようだ。

改めて、小次郎クンも含め見てみよう。

◇ あーあ、小次郎は、ヒメシャラの木の根元を歩いただけで、花を見上げることはない。ま、仕方がない。

◇ 蕾もある。

【おまけ】

仏教の三大聖木について勉強しておこう。※ ネット情報だけどね。

【仏教の三大聖木】

◇「①無憂樹(むゆうじゅ)」「②菩提樹(ぼだいじゅ)」「③沙羅双樹(サラソウジュ)」の三つ。

御釈迦様との関係は、

◇ムユウジュ(無憂樹)

 釈迦の誕生の樹。釈迦の聖母マーヤ(摩耶)が出産のため故郷に戻る途中に立ち寄ったルンビニ(藍毘尼)花園で、咲き競っていたこの樹の下で釈迦を生み、母子共に安らかであったことから、後に「無憂樹(むゆうじゅ)」と名づけられ、その花を「無憂華(むゆうげ)」という。

 マメ科サカラ属の常緑の小高木 インドから東南アジアにかけて分布。耐寒性がないので、日本では温室栽培される。※京都府立植物園、等にある。花は黄~赤橙色の房状の集合花、花後はマメの鞘をつけ、そらまめ程の種子が出来る。

◇ボダイジュ(菩提樹)

 釈迦の悟りの樹。インドブッダガヤの「インドボダイジュ」の樹の下で悟りを開いた事からサンスクリット語の「ボーディ((bodhi)=悟り)の音を漢字にして「悟りの木」を「菩提樹」と呼ぶようになった。

 アオイ科シナノキ属で中国原産。釈迦が悟りを開いたインドボダイジュはクワ科で別種。中国では葉が似ているシナノキ属の木を“菩提樹”にしたと言われる。日本は、仏教の僧侶が(中国の)菩提樹を持ち帰り広めたとされる。日本で各地の仏教寺院に植えられているのはシナノキ属の菩提樹である。花期は6月、葉の付け根から花序をだし、芳香がある淡黄色の花を下向きに咲かせる。

◇サラソウジュ(沙羅双樹)

 釈迦が亡くなった(入滅)場所の樹。インドではsal(サル)と呼ばれ、その漢名を娑羅という。釈迦が入滅したとき、その四方にこの木が二本ずつ生えていたという伝説から。インド原産のフタバガキ科サラノキ属の常緑樹。日本の寺院に植えられているのは「ナツツバキ科ナツツバキ属」の落葉高木。

◇ なぜ「沙羅双樹」という?

 お釈迦様が横たわった場所が2本の沙羅の木の間だったので「双(ふた)つの樹」からという説と、横たわるお釈迦様を囲う様に2本づつの沙羅の木が四つ角に8本生えていたという説など、諸説あるという。

お終い

 


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