長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

何故ここまで幼稚なのか。

2014-11-12 19:26:44 | Weblog
 急に“解散風”ですか。
ホントに、迷惑な話です。
と、これは我々的立場からの本音のようですが。
それもそう…なのですが、
政治倫理的にも嫌味を感じざるを得ません。

 消費税について、問う。
はたして、そうでしょうか?
そして、それって必要なんですか?
 何とかして消費税で大義を作り、おそらく
集団的自衛権や原発再稼働など、他の重要課題も
盛り込んだ形の“勝利”を手にした形を作り、
その後の政権運営に“追い風”を吹かせようとするのでしょう。

 そういう諸々が嫌~な臭いで伝わってくるので、
冒頭の迷惑な話、という表現になりました。
その時、皆さんはどのような判断をなさるのでしょう。
それでもまだ、
実体無き経済成長?をアピールする現政権を支持し、
原発も、安保も、なんとなく容認するのでしょうか。

悔しいです。

権力は、強い。
とても嫌いな“正義”という言葉は、
論理的・倫理的な本当の正しさよりも、
時の権力によって作られる。

悔しいことです。

ホントにするのでしょうか。解散。
切ないことです。
賛成でも反対でもなく、ただ切なく感じます。

スポーツの力。

2014-11-10 10:18:19 | Weblog
錦織くんがマレィに勝った!
スゴいことなのに、まずそうなることを現実的に
期待され、実現して普通に喜べる、この状態が
何よりスゴい。
修造さん曰く、今日くらいのテニスができれば
今の圭は誰にも負けない~スゴい。

羽生くんが大変な目に遭った。
頼むから棄権してくれ、ムリしないでくれ、と
願ったけど、やっぱり彼は頑張ってしまった。
何より彼はいま、日本の至宝。
気持ちは解るし、そんな彼をみんな応援するんだけど、
どうかトップとしての、宝物としての扱われ方を
されて欲しいと願います。

圭くんが島根、ユズルくんが宮城か。
大輔が去った今、次の岡山はどんなスターを、
どんな夢を僕たちに、子どもたちに輩出できるかな。
遙ちゃんが頑張ってるけど、岡山っ子じゃないしな...
(でもちゃんと遥ちゃんを応援している)
スポーツの“力”を信じる者の一人として、本心から
スポーツ振興政策にも取り組んでいます。
人気と競技人口との格差や、メジャー/マイナーの
それぞれへのアプローチのメゾットの違いなど、
将来的プランで幅広く、末長く取り組まなきゃいけない
メニューが、岡山には山積してますから。

ちと堅苦しいエコノミックアカデミー。

2014-11-09 01:52:28 | Weblog
日銀の追加緩和で株価が再上昇、
円安もグッと進む。
景気対策、経済の持ち直し、と見出すが、
俄かには腑に落ちず思案するのは
正しい感性だと思う。
経済とは何か。
金融と景気の互換性をどう見るか。

僕は金融先行の景気判断には賛同しない。
経済の強さ、景気の先行き期待感は、
あくまでも実体経済の堅調さや、
雇用の真の安定感、賃金・収入の上昇を
感じれなければならないと考える。
日本はどこまでも、良いも悪いも
アメリカを追うのか?
実体の弱まった大国が先行きを案じ、
先んじて進めてきたのが金融で引っ張る
エコノミーだ。
そしてそれがどんなもので、どんな弱みを
持っていて、どんな波乱を引き起こすリスクを
孕んでいるか...僕たちは知っているはずだ。

なんだかんだ言いつつも、けっきょく
いつも上ばかり向いて口開けて、美味しいエサが
降ってくるのを待つ思考を止めない自治体も、
どうやっても強くならないだろう。
僕は実体経済の一つ一つの強さを、自治体から
率先して創っていきたいと思っています。
上から...でなく、下からの力強い灯をたくさん
灯していくことが、最終的には岡山をも日本をも
強くするのだとイメージするのです。

カッコつけずに単純に。

2014-11-05 17:36:20 | Weblog
 ESD国際会合のさまざまな取り組みに合わせ、
今の岡山市はとっても「国際都市」をアピールしています。
その一つに、市役所の正面玄関を入った右手に
国際友好都市の協定を結んでいる諸都市のパネル展開を。
サンノゼ、洛陽、新竹、グァム…

 国際化への取り組みを大いに訴え続け、
これまでのさまざまな当局の取り組みにも大いに賛同してきた。
さて、岡山の国際化、国際都市に向けての取り組みって何か。
いま一生懸命にやっていることで合ってるか?
方向性は正しくて充分か?

 お互いのトップ同士が行き交い(表敬訪問)、
 わずかな留学生を交換して交流を図り、
 折に触れてイベントを企て、行い、喜ばれ、喜ぶ。

それで良いか?

 ボクがずっと、当局の方々とも話し、
若手連中とも膝突き合わせて揉んでいる“それ”は、
そんな堅い代物じゃなく、目に見えにくいものでもない。
もっと判りやすい、思い切った簡単なアプローチ。

 人と、モノと、金を動かす。流通させる。
 グァムや台湾が“イベント”じゃなく
 “岡山では日常だよ”なマチになること。

そのための仕組みや枠組み作りに頑張るのが行政の仕事。
このために、こんなことやりたいのに、
出来なくさせるルールを無くし、やらせない環境にルールを作ること。
足りないインフラを作る。
有り余るスケールメリットを提供する。
 ボクはそれで、国際化はめっぽう進むと確信している。
 その最初の“思い切り”が出来ない守旧的発想、
 リスクをヘッジしようとしないウワバミ施策の数々。

岡山で商売している皆さん、
岡山で学び、この先海外に打って出たい子どもたち、
決意し、動けば機会を与えられる、そんな岡山が良くないですか?

 現実の市政の中で
ESDや国際交流などを担当し頑張ってらっしゃる職員の皆さんには
偽りなき敬意を表しながらも、
やっぱりボクは、もっと踏み込んで、
思い切ってチャレンジする、することの出来る岡山市にしたいと、
これからもその施策の不十分性に嫌味を言い続けます。。。

茶話会。

2014-11-03 17:37:42 | Weblog
三連休の最後の日も、どこに出かけるでもなく
岡山で。
仲間の皆さんや同僚議員と、都合を合わせて
語らい話し合いの場を持ったり。
夕方からは一人で籠もってデスクワークや
雑務に勤しんだり...
地味で真面目な、らしくない笑)日々を送りました。

来年春の市議選県議選は、もぅ動き出しています。
自分もその一員として、乗り遅れないように
色んな事柄、情報をキャッチアップしながら
頑張らなければ...と心細く胸を痛めてます(・・;)

そんな気忙しいなか、時間をくれて実のある
話し合いの場を提供してくれる仲間にはとくに
感謝です。
ボクらそれぞれ、所詮個人商店のサムライ業ですが、
そんな仲間もいることを忘れず乗り越えていかなければ...
と、決意を新たにした今日でした。

生涯学習…集い、憩い、学ぶ。

2014-10-31 21:04:44 | Weblog
 今日をもって地元の吉備公民館が閉館しました。いったん。
28年の春を目途に、新しく生まれ変わった姿で再び地元の
皆さんの前に現れるまで、しばし…お別れです。
 岡山市のファシリティマネジメントの一環として、
公民館と地域センターとを合築する、モデルとなる取り組み。
ぜひとも良いモデルにならなければ後に続く地域のためにも
良くないので、これまで積極関与してきましたが。
今日、実際の閉館を迎えて、なんだか卒業式のような、
切ない気持ちを味わいました。

 43年。ボクより3歳年上。長きに渡り地域の皆さんと
ともに色んな時間、色んな出来事を共有してきた館。
ボクはまだまだ、彼のように地域と、その皆さんとともに
紡ぐ時間や出来事を成し得ていない。
 次に現れる館と一緒に、それからのボクは何をして
いけるだろうか。。。そんなセンチなことを思いながら、
今日の式典、お別れ会は最初から最後まで参加しました。
そこの皆さんの活き活きした姿、
ステキな各種発表会、
展示された諸々の作品…
お一人お一人の、ここでの、ここへの思いを重ねられた
時間を終え、吉備公民館はしばらくの休暇に入りました。。。

取り巻く方々へ。

2014-10-30 17:49:43 | Weblog
“どしたん、えろぅ日に焼けとるがぁ”

 サッカーの公式戦などを戦った次の日などには、
心優しきおばちゃん方から決まって尋ねられる。

“こう見えて(笑、まだサッカー頑張りょんですよ”
“そぅなん、知らんかった。どっか遊びにでも行ったんかと思ぉた”

 今までたぶん、もう23回は言ったな。

“おい、上着はえぇんか?”
“ネクタイは せんでエェんか”

 大事な面会に付き添ってくださる、現役から退かれた世代の
先輩方からは、よくよくこのようなチェックを受ける。

“あ、そうですね”
“まだクールビズ期間だから大丈夫かも、です”

 せっかく気にかけてくださっている、その温かい言葉に、
時に歯切れ悪く、時に屁理屈並べながら、可愛げなく対応して
しまっている自分に気付く。

 気付かぬうちに、私たちは周りの沢山の方々に支えられながら生きている。
それはとかく、順風な時には見えにくく気付きにくい。
この歳になっても、まだこんなにも未熟な自分はいったい何なんだろうか。
それでも離れず、呆れず諦めず、ボクに絡んでくださる方々は何なんだろうか。
心から感謝せねば。

 今日はいつもより少し早めに切り上げて、
地元の中学校のグランドで行っているサッカーの練習に行ってきます。。。
夜だから日焼けはしないです。
よく擦り傷、つくって帰ってますけど。。。

ホットコーヒーが欲しくなるような。

2014-10-29 18:20:54 | Weblog
“あんた、まだやりょんかな?!”

いわゆる閉庁時刻を過ぎてからも、ボクたちは自分たちの控室で
自由に作業を続けられる。ただ、あまり遅くなると出入りが制限
されて地下通用口まで降り、とても面倒な導線で出る羽目になる。

“わたしゃぁ21時までの仕事じゃけぇな、ボチボチやりょんじゃ”

残業的な時間帯に作業していると、必ず掃除のおばちゃんが
現れて、二言三言交わしてから
“またあとで来らぁ”
と言って他の部屋に回っていく。

21時までか。
母くらいの歳のおばちゃんが元気にポロシャツ着て、
疲れと少しの孤独の最中に、少しのブレイクを提供してくれるようで。
寂しくないのかな。
いくら自身で望まれてやってる仕事とはいえ、
ボクらが無頓着に出すゴミを、床の汚れを一人で面倒観てくれて。

“あんたいっつも大変じゃなぁ。早よ帰られよ”

こっちのセリフだ…でも21時までは帰れないのね。

“私も昔は、55ぐれぇまでは田町で飲み屋しょうてなぁ”
“ここの先生らぁも よぅ来てくれようたんよ”

この人の人生にも、いろんなドラマがあったんだろうな。
~いつも陽気なこのおばちゃんに、ボクは勝手に仲間意識を持っている。

夜帰るとき、見上げるとまだ沢山の市庁舎の窓から明かりが漏れている。
みなさん、いつもお疲れ様です。
早よ、帰られよ。
そこに居る職員の皆さんに、ボクは勝手に仲間意識を抱いています。。。
あ、今日はまだ帰れませんけど…

ただのブレイク。

2014-10-27 17:31:29 | Weblog
 日米安保のガイドライン改訂、
 消費税増税の判断、
 日朝国交正常化に向けての取り組み、
 地方創生・女性登用の促進を含む成長戦略…

閣僚辞任問題への“火消し”役として余りある、
国政重要課題が目白押し、問題山積です。

各種首長選挙、
その先に我々も関わる統一地方選。

なんだか、自分たちの頑張りや人生そのものが
国政の争具にされるような感覚を抱かざるを得ず、
とても不本意な気持ちになりますが…
市政に向く者の一人としてはしっかりと取り組まなければならないので
変わらず頑張っています。
しばらくは国政の諸々の政情を注視する時間が続きそうですが。
今日もまだ、市役所内でデスクワーク中です。。。

理念と戦略、勇気ある破壊と構築。

2014-10-22 18:59:44 | Weblog
 協働のまちづくり。
このフレーズを耳にするようになってから、ホントに久しい。
 新しい公共。
7年前、議員として初めて本会議の質問に立った時に、
当時なかなかピンときてなかった様子の当局に提案した。
 
 あまりにも機能していない関連条例を改正すること、
歳出削減しか考えていない行革方針に新たな視点を取り入れること、
などなど言い続けてきてやっと、
国も自治体も、岡山市も、“行政”という巨大鈍感モンスターが
思い腰を上げようとし始めた。鈍いセンスにヤスリをかけた。

 今日は旧内山下小学校で、協働のまちづくり条例を
改正していくための初回のワークショップが開かれました。
参加してきました。
 この課題についてベーシックなことをあれこれ論じる時期は
もう過ぎてますよね。さて、どうするのか。

 ボクはやはり、このテーマにおいても重要なのが
「ワークライフバランス」の充実・推進が大きなカギになると
確信しています。
 理念の共有やプランの作成などまでは、とくに足りない部分なく
進むものです。大切なのは何か?
→誰が、どんな方々が実行できているか、です。
→世代間、男女間、どんな分類にも制限されることなく、
 現状で時間を持てる方々だけの取り組みに委ね続けることなく、
 学校で学ぶ子どもたちも学生も、会社で働くお父さんお母さんも、
 子育てに追われる大変な皆さんも、最大多数の方々の声・意見が
 吸い上げられる仕組み・組織づくりができるかどうか、です。

 もうひとつは、権限・財源・責任の明確化です。
権限と財源の重要性・必要性は多く語られますが、裏腹に負うべき
責任の在り方・その範囲もきちんと決めることが同じく重要です。
 そのうえで、
自ら考え、自ら決め、自ら行い、自ら負う。
この理想の“住民自治”のモデルをいかに構築できるかが、
住民の皆さんの幸福度を左右し、都市間競争を勝ち抜き秀でるための
エッセンス。

 そんなことを今日も、思いある有志の皆さんとともに
意見交換してきました。
 さいごに、
協働のまちづくり、という形づくりのための
協働体制を敷くことに躍起になっていてはダメ。
何のための協働なのか、何を目指すまちづくりなのか、
誰のための将来なのか、、、
きちんと整理し、相応の覚悟を携帯して臨むべきが、
今後の「協働のまちづくり」だと確信しています。