長井こうすけのたたかい日記 

【地域主権・岡山モデル】の構築を先頭に立って提唱する、北区選出の民主党岡山市議会議員・長井孝介の日々の記録です。

大っきな人。

2015-01-04 00:40:59 | Weblog
大切な方が、1月1日のお昼に亡くなりました。
年末から“長くない”“もう明日には...”
と言われながら、きっと気合いと根性で
新年だけは迎え切ったのでしょう。

そんな有名?な人でもなく、
とくに肩書きの強烈な人でもありません。
ただ、秘書時代に初めてお会いした頃から、
ずっと変わらず可愛がってくださり、
人のために一肌脱ぐことに何の躊躇もない、
ヤンチャで温もりのあるオジサンでした。

末期の病床で苦しまれてるはずなのに、
年末に会いに行った時も
“おぃ、おめぇ しゃんとせにゃぁおえんでぇ!”
と説教されました。
“お母さん、嫁さんを大事にせぇよ!”
細くなった腕で、掌で、ボクを叩いた。
その言葉とパンチの衝撃は切ないほど弱く、
やり切れないほど優しくて涙が溢れた。

そんな方の訃報が届いた時も、ボクは心を
揺さぶられながら初詣し、次の日は高校の
サッカー部OB会に参加し、今日は朝から晩まで
挨拶まわりに没頭した。
案外普通に心を保ち、楽しむべきところでは
楽しみ、頑張るべきところでは。

自分がとても、ろくでなしのようにも思える。

明日、通夜で、明後日、葬儀。
せめて、両日とも行かせていただこうと思います。
いつもお世話にしかなってなかったボクは、
その時どんな風に、どんな思いを届けられるだろう。
せめて、素直でいよう。
きちんと、お礼を言おう。
そして少しだけ立ち止まって、この方のために
自分に何ができるか考える時間を持とうと思います。

くれぐれも誤解のないように付記しておきますが、
けっして暗い気持ちで今、記してるわけじゃありません。
ただ、ひとつの“区切り”として。
沈んでても、喜んでもらえないから。
明日も、これからも、ますます元気にやろうと
思っています。。。

しなやかな価値観。

2014-12-28 14:13:04 | Weblog
日本開催予定のサミット候補地に、複数の都市が
手を挙げています。
新潟、仙台、名古屋、浜松、軽井沢...
記憶に新しい前回も、これまた安倍政権時に
北海道の洞爺湖でしたね。
今回はどのようなコンセプトで、どこが選ばれるか。

今の時世を鑑みると、個人的には広島を推したいです。
あとは、手を挙げてないけれど福島。
手を挙げているところでは仙台。

オリンピックの際も、広島長崎共催に期待しました。
...海外に、世界に“見せる”ポイントを、日本(人)は
そろそろシフトしなければならないと考えるからです。

史上初、米大統領が被爆都市を訪れる。
未曾有の大災害から復興を遂げた町を、見てもらう。
...そういう“価値”に、そろそろ気付かなくては。

岡山と同じくESDで頑張らせてもらった名古屋が、
節操なく手を挙げてる様は賛同しかねます。
そういうのは、ボクの思う「都市間競争」じゃない。
ただの デシャバリ。
出来ることなら岡山は、そんな広島を、もしかしたら
福島を、譲歩して仙台を、応援する立場を示せるような
町でありたいと思います。

それが品格なのかもしれないし、
協働、協調性というものかもしれません。
そのようなことを思いながら、今後の動向に
注目しています。

反省と前進。

2014-12-24 10:42:31 | Weblog
 買えるはずのモノが買えず、集団が怒りに満ちていた。

“ふざけんなっ!!”
“バカ野郎ー!!”

日本語が聞こえてきて、ビックリした。
てっきり、海の向こうの、あそこかあそこの国だと思って観てたから。

 恥ずかしいと感じました。日本での出来事であることに。
未熟で鈍感な、未だ“日の丸親方”感覚の抜けていない体を露呈した
JRも悪い。責任はある。
同時に、ちゃんと並べず、臨場パニックを起こし、不満を
ぶちまけて騒ぐ民衆の姿も残念です。大震災の時にも世界から
称された、あの日本の、日本人の姿ではないように感じたから。

 プレオープンの時期から、寒いなか幹線道路に立って、
渋滞緩和のためにプレートを持ち続けていた、あのイオンスタッフの
姿にJRは習わなければならない。
今のこの時代、消費者に支持され、儲け成長するってことにおける
必要条件を。
 前日入りしたり、早朝から向かったりで大変な思いをしたのに…
相当に腹が立ったのでしょう。けれど、客観的にみて恥ずべきことは、
子どもたちに顔向け出来ない行為は、慎むよう努めたい。
それがきっと、私たちの美徳。

 さて、イオンが店舗内保育施設を開設しました。
もちろん、働くお母さんたちへの支援策として。
これから順次、増やしていくことでしょう。
 今のこの時代、労働者に支持され、儲け成長するってことにおける
必要条件。自治体が、行政が“足が遅い”から、イオンがやってのける。
正しいことは意地張らずに、見栄張らずに習い、後に続かなければ。
ボクがずっと言い続けている、ワークライフバランスってやつの、
必要条件の一つ。

政治の力と在り方。

2014-12-19 13:51:16 | Weblog
アメリカがキューバとの歩み寄りを掲げました。
ひとことでいえば、“良い政治力の発揮”だと思います。

まったく正しいのかどうかは、軽々には断じられないけれど、
その“新たな一歩”を否定批判するに足る論拠を、
その方々の言い分から、過去の経緯から見いだせないのでは
ないでしょうか。
まったく正しいことしか出来ない、変えちゃいけないのであれば、
世の中はなんと無気力で、政治はなんと無力なのでしょう。
そうではないと思うから、試行錯誤しながら、紆余曲折ありながらも、
政治が決断し進めなければならない課題に立ち向かうんじゃ
ないでしょうか。

そこに如何な思惑や下心があろうとも、
   如何な打算や駆け引きがあろうとも、それはそれ。
つまりは正しい、結局いいこと、しかし賛成なことを
積み上げていくのが政治の仕事であり、責任なのかもしれません。

さて、反対したい共和党の皆さんはどのようなアクションを
繰り広げるのでしょう…当座の関心事となりそうです。。。

多様な民意。

2014-12-16 12:54:19 | Weblog
衆院選が終わりました。

投票率。
この言葉に執心して どれくらい経つでしょう。

右肩下がりに得票数を減らしている自民党が
議席を伸ばし、維持している。
2009年より少ない票数で2012年は議席を
4倍にし、2012年より少ない票数で議席を
維持し、さらに4年間の付託を得た。

有権者の1/4の意思表示が国会の2/3の力を形成する。
もちろん、公明党の絶大なる力が後押しして。

20代、30代の方々が、まだ投票していない方を1人、
投票させていれば、選挙結果は全く違ったものになっていた…
でも、そうならないのが事実。

ボクは以前から、投票しない方々を何とかせねば…と思ってきました。
でも最近は、考えを少し変えています。
投票しないのも“意思表示”というのなら、それはつまり
現状への是認です。または政治参画への放棄。それもまた権利かもしれない。
それはそれで認めても良いのかもしれない。

その代わり、その方々には是非とも肝に銘じていただきたい。
いっさいの文句、不平不満を言わぬよう。
政治が、社会がどうあろうと、どうなろうと、
政治家が何をしようと、誰であろうが。

“よく解らないから”
投票に、答えはない。自分の思い、感覚、勘…どこまでも主観的な
思考と行動で出るのが、敢えていえば答え。
参加することから始まる。興味を、関心を、責任を持てるようになる。
“できない理由”“しない訳”を並べるのは、変わらない行政と同じ発想。

“どうせ変わらないから”
この人はもっとも、みっともない大人。
どうか今後、政治に、政治家に、社会に文句を言わないでいただきたい。

投票率が上がらないのは、社会が充実している証左でもある、とも言われる。
ならば政治は、結果を受け止めて与えられた状況でやるしかない。
どうか皆さん、自公政権の今後の国家運営にご期待いただき、
アベノミクスもどんどん進めていただき、僕らの景気が良くなることを待ち、
中国や韓国ともケンカできる強い国になっていくことを期待し、
少しくらいの国民の犠牲なら仕方ない、と納得し、
これからの“新たな日本”の行方に期待しよう。それが答えだから。

そうじゃない、と思う人たちはきっと、
与えられた不公平な状況にもめげず、正しいと信じることを
訴え続けるでしょう。
半数以上の有権者に嘲笑されながら。
その方々は、そうじゃないと思ってるのだから。

民主主義は万能ではない。
でも、民主主義でなくてはならない。
間違えるのも、変えるのも、正すのも、有権者の力。
諦める人、放棄する人、
あなたの子ども、家族にきちんと向き合っていますか?

ボクはでも、これからもたぶん、
投票率には執心してしまうでしょう。バカだから。
多くの皆さんの力、知恵、勇気を貸していただかなければ、
政治も社会も変えられないと思ってしまうから。。。

働く姿は美しい。

2014-12-06 23:50:14 | Weblog
選挙、選挙で疲れ果て、夜遅くなってラーメン食って
家路に就く。
近所の踏切工事を夜間にやってるようで、道の角々に
チカチカするやつを纏った作業員さんたちが立っていた。

この寒空の中。

駐車場に停め、一番近くに居た作業員さんにひと声、
“お疲れさまです”
と。
“あ、はい...”
戸惑ったように、小柄の若者が反応してくれた。
まだハタチそこそこじゃなかろうか。
一番大きい甥っ子と変わりゃしない。

ホントに、お疲れさま。

ボクは こういう若者の姿に、いつもひどく心を打たれる。
彼らと出会うたびに、オレたちがしっかりしなきゃ...と
思わされる。
昔、花屋で働いてたころ、月に32日くらい頑張ってたけど笑、
それでも15万くらいしか貰えなかった。
それでも夢が、目標があったから、頑張れてた。

寒空のなか、誰とも接することなく、たまに車が通るだけの
時間と空間に立つ彼は、ちゃんと夢を持ててるだろうか。
将来やりたいことがあったり、好きな子がいてLINEしたり、
大切な“若者タイム”を楽しめてるだろうか。

要らぬお節介だ、よく分かってる。
でもボクらはきっと、あんな彼らのために働いてなきゃいけない。
そう思い込んで、ボクはいつまでも彼らに感動させられる。

きっと、何かトラブルが起こっても、あいつはちゃんと対応とか
できなくてテンパって、先輩に叱られてムカついて、でもガマンして
朝帰って、疲れてコテンと寝ちゃうんだろうな。
いいじゃないか、頑張れ‼︎
オレはそんなキミのために、内緒で缶コーヒーを持ってくよ。
頑張れ。

政治は、彼らに何をしてやれるのか。
アベノミクスなるものは、彼らに希望を届けられるのか。
ボクは彼らに、頑張れ以外に何を言ってやれるだろう。

ピーカーブ―。

2014-12-03 17:33:05 | Weblog
岡山市議会の定例議会と衆院選との日程が
モロにかぶっている。。。
ちょうど2年前の、あの時と同じ状況だ。

まぁ2年前のほうが、その先に統一地方選を
控えてなかった分、まだマシだった。

振り回される。
翻弄される。

地方議員には とかくそういう役回りが。

自民党? 民主党? 与党? 野党?
僕らにとっては、それはじつはあまり大事なことではない。
岡山市がステキになるために、あらゆる方々の知恵を集め、
最大限の効果を生み出せるようにすることが地方議会では
大事で、党派会派は時として邪魔にさえなる。

でも、無関係ではいられない。
それは、後ろ向きな意味ではなく。
カテゴリーは違えども、それも国政として大事。
だから、関わる。

ホントは前から表明しているように、
地方に、岡山に、れっきとした政策集団(ローカルパーティ)
を生み出したい。
そしてそれが、岡山のことをきちんと考え、発信力と
求心力をもって存在することが理想だと考えている。
まだ道半ば。
でも、何歩かは踏み出しているだろうか。。。

そんな思いの中、
今日も明日も、14日まで国政の舌戦は続き、
僕らの議会も16日まで続く。
長井の個人質問は明後日5日。
イオンのグランドオープンの日。
どこかの党の“共同代表”が初の岡山入りする日。
いつもは傍聴に来てくださる方々にも、
今回はさすがにご案内できなかった。申し訳なくて。
でも、やることは変わらない。頑張ります。。。

こだわり、などという大層なものじゃない。

2014-11-30 19:39:14 | Weblog
今日は朝から地元・吉備学区のフットサル大会に参加。
いつものサッカーチーム仲間と、いつもとはちょっと違う
楽しみを味わいに。

“ おゥおゥ、余裕じゃのぉ、こんな時期に。”
地元のあるオジサンに、とても嫌味の込もった感じで言われた。
衆院選のほうか市議選のほうか...どちらも込めて言われたのだ
ろうけど...
もちろん、いわゆる“支援者”ではない。
あいにく困ることもなく、すぐにお返事した。

“ そんなことないですよ笑。こうして大事な仲間と一緒に
大切な週末を過ごすことが、ボクにとっちゃとても大切な
ことですから。”
“ ふ...”みたいにあしらい笑いされ、そのオジサンは何処かへ行った。
当然、思いに共感してくれたわけがないが。それは仕方ない。

政治家だから、政治家なんて...選挙だから、なんて...
それはもちろん、この道を目指す者として背負うべき何某。
でもボクは、
政治家だけど、政治家なのに、選挙だけど、なのに...な
それ以前のブレない部分を大切にしたい。

もっと下心満載な言い方をすれば、
そんな自分にしか仲間は作れないと思うし、
そんな政治家でなきゃ “普通” であることができないと思うし、
新しいモノを生み出す可能性を持てないと思っています。

ちょっとキツく書き過ぎたかな...
ヘラっと笑って流しとけばいいことなのかもしれないのに。
大切なことや仲間を否定されたようで、時間が経つごとに
黙ってられなくなっちゃいました。
つまり、そんな大袈裟なことでもありません。
ボクにとってはサッカーは大切だし、その仲間も。
んで、選挙は頑張んなきゃいけないけれど、殊更に
大切な物事まで犠牲にして臨むスタンスは、残念ながら
ボクのやりかたではないのです、てことを、
そのオジサンにきちんと伝えたかった。。。
言っても、残念ながら伝わらないだろうけれど。

三寒四温。

2014-11-29 10:14:44 | Weblog
“また電車で席を譲られたわぁ
そんなに おばあちゃんに見えるんかなぁ
相手もそんなに若い人じゃなかったんよ...”
そう言いながら、少し寂しそうに、
照れ臭そうに、母がお茶をすすっていた。
68...世間では十分、おばあちゃんですよ。
孫も六人もいて、一人はもう成人式。

身体の節々に痛みや不具合も出てきた。
こないだ 肩に湿布を貼ってやった時、
切ないほど細々しくて思いを致した。
本人はまだまだ元気なつもりで頑張ろうと
しているけど、戦後生まれの超・団塊の世代。

おかげさまで多くの方々と知り合いになれて、
母も同世代や同い年の方々と仲良くなれて
喜んでいる。
その“同い年グループ”の一人に、高井久美子さん
もいる。
今どんな気持ちで、どんな笑顔で周りに接して
いるのだろう。
どんな思いで、チャレンジを止めない息子を
支えておられるのか。

“久美子さん、大丈夫かなぁ。”
まったくの同い年、同じような愚息(と書けば
先方に失礼ですが笑)を持つ母として、
言葉少なく心配していた うちの母。

歳末の総選挙、岡山1区は複雑な事情も絡む。
14日まで、どうか無事に走り切って欲しいと、
何もできないボクでさえ余計な心配をして。。

遣る瀬無し。

2014-11-18 17:48:29 | Weblog
 今は良くても、ナメていると必ず痛い目をみる。
有権者をバカにするようなアクションは、いくら取り繕っても、
どんな高尚な理由付けをしようと、必ず見透かされる。

 景気?増税見送り?
予定通り増税をします!!の総選挙なら、一理ある解散でしょう。
でもそれも、必要なものではありません。
増税を見送るのに解散…?
今のうちに解散総選挙しといて、
国会審議では困難が見えている「安保、原発、雇用」などの
消費税を“隠れ蓑”にした重要政策課題を、
選挙の勝利を盾に進めようとするのでしょう。

 人気に後押しされる、とは、手法や思考をこうも幼稚にさせて
しまうのでしょうか。数年前に大きな期待を受けていた「維新の会」が、
どうも重なって見えます。
 謙虚さと慎重さを失った為政者は、リーダーは、
どんなに期待されていたとしてもその途端に、民衆にとって
害に、悪になってしまうのです。

 あまりバカにしていると、今は良くても必ず跳ね返る。
でも、今が大事な方々にとっては、その今に対抗しうる勢力が無いことがまた、
切ない不幸なのだとも思います。
さて、私は私の足元をきちんと見据え、今やるべきことを真摯に、
地道に積み重ねていくだけです。。。