きのうの新潟県内は前夜から台風の吹き返しによる強い風。その影響?で気温も下がり、日本海側名物?のような鉛色の空。これじゃ海水は冷たい筈。
「きょうは泳がない。波打ち際で遊ぶだけ」と言い含め、夏休み帰省中の孫たちを新潟市の有名海水浴場の一つ、小針海水浴場(西区)へ連れて行った。
予想以上に、海水温は冷たい。あたりを見渡したけれど泳いでいる姿はなく、そろいのユニフォーム姿の監視&救助員たちは、砂浜や波打ち際にパラパラの人たちを見守るのみ。
孫と私は水着。初めのころは水に近づかなかった孫も、少しずつ海へ接近=写真。ついに波打ち際に腰を下ろし、打ち寄せる波や砂と戯れていた。
小生も、最後は“大人の特権”として、ひと泳ぎ。もちろん無病息災を願う“水浴び”。ウヒャ!と叫びたくなるほどの冷たさ。海水を胸、頭とつけてから、ソロリ、ソロ~リと全身を沈め、水深が背丈ほどところで、まさに一泳ぎ。
きょうは孫たちを泳がせなくて、大正解だった。
きょうの新潟は暑(熱)かった。
台風6号の影響によるフェーン現象で、三条市で38.4度、新潟市北区で38度。
TVは関西地方の台風被害状況や東京の降雨を伝えていた。可愛らしい日本列島にしては地域によって様々なことが起きているものだ。
いつもと違う暖かさにソソノカサレたかのように、夕食後、車で『日本海夕日ライン』へ佐渡島に沈む夕日を見に行ってきた。
きょうの新潟地方の「日の入り」は19時04分。それまで時間があったので、日本海の景勝地を走る旧越後七浦シーサイドラインへ向かった。もちろん車内のチャイルドシートには、二人の孫が‥
昨夏泳がせた角田浜海水浴場の先にある五箇浜のパーキングゾーンへ。あと数分でギラギラ輝く夕日は佐渡島に沈む。島影は雲に隠れておらず最高の夕日眺望にはグー。
孫と嫁=写真右=が今まさに小佐渡の山に沈む夕日=写真左=を眺めている。このあと夕日が“落ちた”島影から光が漏れ、佐渡島から後光がさしたような光が漏れていた。地元に住んでいながら、雲に隠れないクッキリ島影を見たのは最近では記憶にない。それも感激の一つ。
上の方の孫は来年小学校。良い思い出になったのではなかろうか。
お隣りサンの愛犬・ウィリー君(略称のようだ)も遊びに来て、里帰りしている二人の孫と遊んでくれている=写真。
連日の猛暑で、アスファルト道路の路面は焼けるように熱い。リトルダックスたち犬にとっては、まさの熱い鉄板の上状態だ。
だから「絶対に、外へ連れて出てはいけない。庭先で遊びなさい」の念には念を入れた。
かといって、猫の額ほどの庭先だけでは‥とストレスが溜まってしまう。
そこで、5歳の孫と“二人っきり”で、6、7キロのところにある『みどりと森の運動公園』へドライブ。この孫とは夕べ、二人っきりで入浴した。もちろん孫と二人っきりで風呂に入ったのは初めて。
湯船に浸かりながら、タイル壁に貼ってある飛行機シールを数えさせたら、ポツリと「オジイチャンと“二人っきり”で、お風呂に入ったのは初めてだネ」と。
まさにその通り、お正月やお盆などで年に1、2回程度の里帰りなのにヨクゾ覚えていてくれた。
小さい時は親たちが心配して『ジイチャン預け』はしてくれない。よくぞ覚えていてくれた。だから気をよくして、きょうは開園して間もない新潟市西区板井(旧黒埼町)『みどりと森の運動公園』へ。
もちろん孫と二人っきり! 助手席のチャイルドシードに孫を乗せて握るハンドルは緊張度が高い。運転のテクニックが良い(?)のか、あきらめの境地なのか、穏やかな表情で「助手席のひと」に‥‥。
ふたりっきりは、相手が孫でも、それなりに緊張するものだ。でも、機会があれば、また二人で出かけたい。