近藤長さんのひとりごと

写真付きで、なにやらブツブツ

白木蓮の「純白」

2014-04-08 13:30:36 | まち歩き

Photo_2  拙宅界隈の春は白木蓮(はくもくれん、はくれん)の開花で幕を開ける。葉をつけてから「花」が咲くのが大半の中で、白木蓮や木蓮は葉に先がけて花をつける。

 遠くから見ると、この白木蓮に似ているのが『こぶし(辛夷)』。開花時期もほぼ同じで、白木蓮の方が少し早い。

 この辛夷は里山育ちだった小生の実母が好きだった花木の一つ。近くで見ると花の形は違うのだが、遠目には“白い花”をつけた木に見える。「花びらの形が違い、数も9枚が白木蓮で辛夷は6枚」などなど教えられたことを思いだした。

 天に届けとばかり咲き誇る白木蓮の、純白の厚ぼったい花びらは迫力もの
=写真。が、いつまでも‥とはゆかない。純白に“翳(かげ)り”が現れてくる。この純白そのものを「既に翳りの始まり」と見る方もおられる。なるほど。この翳りは人それぞれのエゴなのだろうか?