食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『鳥たちの子育て受難』

2014年05月10日 17時13分37秒 | 日記

時には初夏のような天気になり汗ばむことすらあるようになった。こうなると家の軒下に燕たちが巣を作り子育て

が始まる。巣から身を乗り出して親の帰りを待ち大きな口を開けて餌をねだるお馴染みの風景。燕たちは人間が危

害を加えないことをよく知っているから人の住む近くに巣を作る。昨晩、会合の後の懇親会で燕の話になった。

もう既に雛がかえり子育て真っ最中の巣に蛇が襲い掛かり親鳥を捕えて地面に落ちた。どういう加減か犬が騒ぐの

で家人が出てみたら蛇が親鳥を締め付けている所だったので蛇を始末したが親鳥は死んでしまっていた。

残された片親は巣を放棄してしまうのではないかと心配していたが、その後も子育てを続けているそうだ。燕と蛇

のことは時折耳にする。我が家の隣が空き家だった時、2階の軒下に燕が巣を作っていた。その巣を蛇が襲い雛を

食べたようだ。こともあろうか食べた後、暫く巣に身体を預けるような格好でいたらしい。燕が騒ぐのを妻が見付

けたが高い所で手の出しようがなかったのを残念がっていた。

私が帰宅した時、既に蛇は退散していた。隣は総二階の家で垂直の壁をどのようにして上がったのか不思議だが、

少しでも鱗が滑りを止められれば忍者のように上がることは簡単なことのようだ。樋を伝って登るなら合点はいく

が何もない壁をどうすれば登れるのかなー、不思議。

また、蛇は二階に燕の巣があることをどうやって知ったのかということも疑問だ。まさか、空を観察していて見つ

けたのではなかろうし・・・。

同じく昨日の事。花壇の草取りをしていたら近くの人が『鳥が家の木で寝泊まりしていて困っている』と相談を持

ち掛けられた。行って見ると大切に育てているハーブの上や周辺に鳥の糞が一杯落ちていた。釣り糸を張っておく

と効果のある鳥もあるのだが・・・・なんて薀蓄を垂れながら木を覗き込むと上の方に木切れや草のようなもので

巣作りの真っ最中だ。大きさから雉鳩のようだ。ここでの巣作りはご遠慮願うとして除去。

暫くしたら巣の主が飛んで来た。やはり雉鳩だ。追っ払っても慣れているかのように直ぐに戻ろうとする。

その後、自分たちの巣が撤去されたことを見て、この場所は危険であることを知り別の所に行ってしまったようだ。

卵を産んだり、雛がかえった後だと可愛そうだから手を出せないが早い時期だったので家人にとっては幸いだった。

一方、山小屋の巣箱にはその後も小鳥が出入りしており、どうも子育てにはいったようだ。もっとじっくりと様子

を見たいが、しつこくしていると放棄しかねないので、見て見ぬふりの観察のため情報不足。

その内、カラスが子育てに入り巣の傍を通る人たちに危害を加えるといったニュースが流されるかも・・・・


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