食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『イチゴ泥棒』

2014年05月23日 17時00分00秒 | 日記

昨年の晩秋、ハウスにイチゴ苗を植え付け育ててきたが勢いは悪く幾つかは枯れてしまった。予備の苗は沢山あっ

たので補植してきた。どうにか春を迎えたものの苗全体が大きくならず、花の数も少ない。

数は少ないがどうにか実が育ち色が付き始めた。最初に出来た数粒の味は思っていたよりも美味しかった。

段々と色づきはじめ少しずつではあるが収穫できるようになってきた。ところがハウス内の赤が徐々に少なくなっ

ていくように思えた。ハウスは毎日、戸を閉めているから外部からの侵入はできない。

しかし、明らかに狸か何かが侵入し少しでも色づいたイチゴがあると食べているようだ。この際、色の付いてない

黄緑色のものは絶対に食べない。

狭いハウスの事だから何処から侵入するのかなんて分からないはずはないと思われるのに、それが分からないまま

ズルズルしている内に、元々出来の悪いイチゴの大半は餌食にされてしまった。今年は3か所に分散してイチゴを

栽培しているが全体的に実の付きが悪く収穫は少ないし味も今一。一度収穫すると孫たちが暫くは食べることが出

来る量は採れるから良しとすることにしている。しかし昨年は採り切れないほどの豊作だったことに比べれば寂し

い収穫だ。

ハウス外のイチゴ畑は危険度がさらに増す。地上は狸、ヌートリアからの攻撃、空からはカラス、鶫(つぐみ)など

の攻撃をうけるので防御が必要になってくる。地上攻撃に対して電気柵、空への備えはイチゴ畑全体に防鳥網を掛

ける。面倒だが必要に応じて手を尽くさないと人間の口には入らなくなることだけは約束される。

 

                 大小取り混ぜて約3Kgの収穫


リンク