食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『カーナビの造反』

2014年05月01日 17時29分26秒 | 旅行

カーナビは知らない場所でも施設名や電話番号を入力すれば自動車道優先とか一般道路優先など条件別のルートを

探してくれる。地図は要らないし土地勘のない者には便利極まりないには違いない。ただ、選択してくれたものが

自分の思っているルートを選択してくれた場合には。

だからナビに身を託す場合にはある程度の地理的なことを知っておかないと、自分に最適なルートを選択してくれ

たのか否か分からないという不都合が生じる。ナビの種類によりその確認方法は異なると思うが。

滝桜の様子を確認した後に船引三春から自動車道に乗り会津若松のホテルまで帰るのに電話番号をナビにセットし

た。ナビは来た道を帰るルートに案内してくれ難なくホテルに到着、翌日は夜の移動になるが、これで迷うことな

く円滑に動けると安心していた。

南相馬市の帰り道、夜桜を見るため滝桜に寄り堪能した後、ナビに帰宅の昨日と同じように電話番号を入力した。

見慣れたような、違うような道を走り自動車道入口に案内しているとばかり思っていたが、どうも昨日とは違う道

のように思える。そして決定的に違うと思ったのは『間もなく踏切・・・・』のガイドがあったからだ。

明らかにおかしいから電話番号を入れ直してリスタート、少し戻ってから再び踏切の方に導く。ナビの入力を船引

三春ICにしてみるが酩酊した後からのリスタートは何もかも不信の塊になり、案内の途中で頭を冷やす為に停車

して、元々弱い頭の中のGPSをフル活動させてみる。

その結果、ナビは三春ICではなく郡山東ICを目指しているのではないかという事だった。リセットのリセットで

ホテルの電話を入力し何も疑いを持たずナビの通りに行ってみる事にした。

すると道路標識に郡山東インターの案内が出て来たので、それを頼りに先を急ぐとbingoのインターに到着した。

前日と同じ場所で同じ電話番号を入力したのに何故、ここから一つ先のICから入ろうとしたのか、その理由は分

からない。道を知らないからお任せする訳だが自分なりの案を持っている場合には、セットした後に自分の思って

いる通りになっているのかチェックする方法を調べておくべきだ反省することしきり。

このクルクル迷子により約1時間のロスとなりホテルには8時30分の到着となってしまった。幸いなことに今晩

はいくら遅くても明日の出発は遅いので焦る必要は全くなかった。

最後になってドタバタしたものの、こんなことがあってもやはり滝桜は最高だった。


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