食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、買い物は値段交渉』

2014年02月06日 18時00分31秒 | 旅行

私たちが泊まったアンコール・シティーホテルは繁華街から少し外れた所にあり、値段の

割には設備の整った過ごし易いホテルだった。朝食にご飯、味噌汁、漬物、海苔など和

食もどきのものも用意されており、内容はいつも同じものだったが、それでもこれで満足し

ていた。ホテルの真向かいに小さな市場があり生鮮食料品や衣料品を売っていた。市場

の前は広場になっていて、個人がバイクに積み込んだ商品を売る店を出している。500m

l、1㍑ペットボトルに入れたガソリンを売る店や産直の果物を売る店などがある。

ここで物を買う時には現地の人用の値段と観光客用の値段2つの値段があると思えばいい。

商品に値段表は表示していないから聞くと、観光客にはドルで言う。そして、その値段は客

が値切ることを見越してのものか、客がスンナリ払えばラッキーとしたものなのか不明なれど、

数倍の掛値を平然と告げる。この国はリエル通貨のはずなのにドルが溢れており、この地で

値段表示のあるものはドル。

さて、言われた値段について考えてみなければ、それが妥当なものか判断できない。例え

ば、普段着のTシャツにアンコールワットのプリントがしてあるものを『How much ?』とやると

『3$』と言う。『No thank you』と市場のおばちゃんに応える。すかさず『1$ OK ?』とくる。

売りにかかっていると今度はこちらが足元を見て『No』と帰る素振りをすると『1$ 2』とシャツ2

枚を1ドルで手を売ってくる。こんなやり取りは最初の内は幾ら値切ったなんて喜んでいたが、

発展途上国の国をからかっているようにも思うことと、毎回やるから面倒になったことで、後に

なってから値切り合戦は止めにして、適当な所で手を打つようにした。

市場のお婆ちゃん相手の買い物、ニコニコしながら品定めをして値切りもせず『これ頂戴』と

言う、粗末な袋に入れてくれながらおまけをつけてくれたりする。大したものではないのに妙

に有り難く思えくるから、目を吊り上げたような顔をして値切っていることが馬鹿らしいと思え

ることもある。

ドルで買うと値段の上下は0.5$単位になるから、0.6$のものは1$になるから、細かいことを言

うとリエルで買い物した方が少しだけ損をしない。オールドマーケット周辺にある観光客向け

の土産物屋や現地のアクセサリーの店などは値札が付けられているから、こうした所では値

切っても相手にされない。

               余りふっかけられないように値段交渉


『冬に逆戻り』

2014年02月06日 17時49分00秒 | 日記

立春を忘れ一転して冬模様になってしまった。隣の平屋建ての屋根は雪で多い尽くされ

たようになっており、見るからに寒そうだ。昨晩の積雪は殆ど無かったものの、太陽が顔を

出さないから前日までの雪がそのまま残っているようだ。幹線は除雪車が始末してくれて

いるから車で走るのに支障はないが、枝道になると轍の後を追っていくことになる。

春先の雪だから水分を含んでおりとても重い。山小屋近くの枝道、直径が25cm位ある椎

木が2m位の所からポッキリと折れ道路を塞いだ。折れた幹は虫に食われていたのでもな

く、真っ直ぐのところが折れているからかなりな重さがかかったものと思われる。

チェーンソーを持ち出し道路開通工事、切断した木は取り敢えず道端に並べておく。これ

らは炭窯の焚き木にでもしようと思っているが、雪をかぶっているので暫くはこのままにして

おくことになる。すぐ隣りの椎木も枝葉が道路にお辞儀をしており、もう少し降雪があれば同

様の運命を辿る。この周辺の木々は大分、伐採してきたが道端の大きな木を始末しなけれ

ばらないようだ。

私の山も杉、椎木が沢山あり、この時期になると大きな枝が折れて落ちている。先日は聞く

も恐ろしい方がいるだろう、杉の実がたわわについた枝が折れていた。

それはすごい数で、もう少しするとこいつが開花して風が吹く度に、黄色の花粉をまき散ら

す。本当に黄色い風が吹く。幸い私は今のところ何の症状もないから風の吹く度に眺めて

いるが、花粉症の人には地獄のような光景だろう。


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