食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、ドンコイ通り』

2014年02月17日 18時22分14秒 | 旅行

ホーチミン市の人気スポットはメコン川~ドンコイ通り~市民劇場など有名な観光施設が

並ぶ、このラインになろう。私たちが泊まったホテルはメコン川沿い、しかも国道の直ぐ前

でドンコイ通りへは2~3分で行ける便利な場所にある。大きくはないがロビーから螺旋階

段で上層階に歩いて行けるようになっており、如何にも昔風の建屋、それもそのはずフラ

ンス統治時代に建てられたものをホテルに改装したものだから時代を感じさせる。

遠方に行くにはガイドは必要だから、ネットでツアーを探し出し、それで出かけ、市内の観

光地へは自力で出かけられるよう、ガイドブック、地図を準備した。何度も地図の確認やタ

クシーの乗り方、レストランの様子などはネットのお世話になり、一応の知識は得たつもりだ

った。

ドンコイ通りには小さな店が軒を連ね、可愛い民芸品や女性が好むアクセサリーを扱う店が

目立ち、そうした所からの路地に入ると観光客相手のおしゃれなレストランがある。

ドンコイ通りを北西に歩くと市民劇場、人民委員会建屋、大聖堂、中央郵便局とガイドブック

で紹介される所に徒歩で行くことが出来る。

更に北に行けば動物園、南だとベンタイン市場などにも行くことが出来るから、時間がある人

はブラリ気分で観光を楽しめる。

この通りにある『Pho24』フォー24というベトナム版うどん、フォーの店がある。庶民がフォーを食

べられる店づくりを目指して作られた店だが、ガイドブックなどで紹介され、すっかり観光客の

間でも人気がでたと言われている。私たちも御多分にもれず入店してみると、言われる通り若

者の姿をみることができた。通りで目立つのは雑貨屋さんで女性の観光客が必ず立ち寄りそう

ものが並べられている。土産の配りものに使う安価なものから、自分または親しい人へのプチ豪

華版まで種類も多い。そうした店先で行商のお婆さんが子供おもちゃを売っていた。蛇のおも

ちゃで動きが可愛いから幾らか聞くと、観光客だからベトナムドンではなく1$という。

観光スポットとして風変わりなのは、ホーチミン中央郵便局、かつてフランス領だった頃に建てら

れたものでモデルはパリにあるオルセー美術館。どちらも訪れた方なら、なるほどと頷ける。

建屋はインドシナの通信施設として造られたものを郵便局として使っている。郵便局として使わ

れている各国のものの中で一番美しいのではないかと思う。郵便局の中にお土産売り場もあり、

本来の業務よりもそちらの方が忙しそうに見えた。

郵便局のようにフランス統治時代に建てられたものが市民劇場、大聖堂として残されているから、

そうしたところだけを見るとフランスに居るような錯覚を起こす。この国もカンボジアも戦争で多く

の人が亡くなった為、大げさに表現すれば残されたのは女性と子供たちだから街中は若者と女

性ばかりと言ってもいい。

そして東南アジアのこうした都市には必ずラーメン屋やおふくろの味を売り物にした和食の店が

ある。この地にも同様の店があり何度か出掛けてみた。


『雪騒動』

2014年02月17日 18時19分44秒 | 日記

今年の雪は異変、太平洋では歴史的な雪で高速道路を始めとする都市部の騒ぎが止ま

らない。山陰でも思い返せば3年くらい前の冬、雪に慣れているはずの人たちも国道9号

線で二進も三進も(にっちもさっちも)行かなくなり立ち往生し、周辺の店や住民などが援助

の手を差し伸べたことがある。このケースでも大変だと思うのに、高速道路上となれば想像

しただけでも計測不能の困窮度合いだ。必需品として食べ物、飲み物、ガソリンを思い浮か

べるが、私は第一にトイレが一番困ると思った。男の人なら何とかどうにか済ませそうだが、

女性はそういう訳にはいかない。今回は一部の人に簡易トイレの支給があった。車内が身

内だけのケースなら何とかできるにしても、たとえすごく親しい人たちと同乗の場合でもかな

り否、とてつもなく遠慮せざるを得ないから支給品が役に立つかどうかは分からない。笑い

話で済む結果であったことを願うばかり。

私からみてもこの雪騒動は予測以上の大雪で雪に慣れない人たちは、私たちが雪に警戒

する以上のことを実施できないだろうから、その苦労は大変なものだったと思う。地球温暖化

の影響なのか気象に関することは冒頭の『歴史的』と言われるような,突拍子もないような事

が度々起こっている。豪雨、竜巻、豪雪、猛暑などは『記録的』が定番だったのに今や、そ

れを越えて主役は『歴史的』に変わりそうである。

世界の中の日本列島は小さいものだが、その中だけでも異変と思われことがこんなに起きて

いる。地球規模になれば比較にならないほどのことが起こっており、こうした事象の関連性に

ついての研究も進められている。日本海では今まで姿を見せなかった深海魚が頻繁に捕獲

されている。天変地異の特別バージョンを予測させるものなのか、今年も気象に関する出来

事から目を離せなくなりそうだ。


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