食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、ディナークルーズ』

2014年02月24日 17時40分56秒 | 旅行

ホテルの窓から外を眺めていたらクルーズらしい船が明々とした照明を輝かしながら、周囲に灯りの少ない川をゆっ

くりと流れるように進んでいた。その速さは今、船出をしたようなスピードだから近くに船着き場があるのかもしれない

と思わせた。予約していたクルーズの予定時刻にガイドが迎えに来て、船着き場に向かう道すがら、明日は添乗員と

して中国に向かうので朝が早いと言っていた。案内された船着き場はホテルから徒歩で5分くらいの場所にあり推察

した通りだった。ガイドは手続きを済ませると、船が帰ってきたらホテルまで送り届けるため再びここにに来ると言った

が、明朝は早いと言っていたし、ホテルへは私たちだけで帰ることは出来るから来なくてもいいと言うと、嬉しそうにお

礼を言い、そうすると言い残し去った。

船内の席に着き辺りを見回すと日本人客は殆ど見られず、欧米人の中にポツンという感じだ。飲み物以外はバイキン

グ形式だから、各自が好きなものを取り歩きテーブルで外を眺めながら、ゆっくりと食事を楽しむ。私の友はビールで、

そいつを飲みながらかき集めてきた料理を食べるのだが、こうした席になると食事というより、ビールのつまみのように

なり所謂、割り勘負けの様相だ。ビールを飲みながら食事を摂ることは私のスタイルではないからだ。

観光客相手だから料理の中身も万国形式、こうしたものの大半は私の口には合わないから、食べるものは限られてく

る。日本食として寿司もどきはあるが食べても不味い、ハム、サラダ、何かの煮込み料理などいつも見慣れたものが並

んでいる。やっと食べられそうな焼きそば風のものと、肉系の料理を少々だから私の料金分を妻が取らないと負けにな

る。海外でも、国内でも外食の場合必ず食前酒はビールになるから直ぐに空腹感から解放され、食事は食事でなくな

り宴席と化す。それは船上においてディナー・クルーズと洒落た名前になっても同様のこと。

メコン川のクルーズといっても特別な風景を見る事はなく、ユラユラしながら食事をするだけなのに何故か魅かれてしま

う。タイに行った際もチャオプラヤ川のクルーズ、イスタンブールでも同様、陸地から離れることに説明できない憧れか

魅力を感じているようだ。

 


『株式の不思議』

2014年02月24日 17時38分49秒 | 日記

株式の真っ当な使命は、投資してその会社を育て、その会社が利益を上げて投資した人に配当する。だから株を購

入して株価が上昇したら売ってその差益を得るなんてのは邪道ではないか。株式会社同士が株を持ち合って、乗っ

取り防止、安定した株の運用をしていて、その残りが市場に出回りマネーゲームのチップのように使われている、これ

が素人目にみた株式の姿。株価の変動は企業の業績によるもの、同業他社、海外企業との関係などにより生じるもの

は分かり易い。日本特有のことではなさそうであるが、最近は日本企業の固有情報で上下するより海外の雇用情勢、

景気情勢によるものが目に付く。

為替の変動に敏感なのは分からないでもないが、短期的なものならば為替変動による業績変化は少ないだろうが、ま

るで明日に影響でもあるかのように株価が連動する。株価は株の値ではなく、経済そのものの値に変質している。勿論、

個別の事情により変動もあるが日々の動きは枝葉末節の噂話のようなネタによるものが主になっているようで、一般の

には分かり難い。私も株に興味を持ち購入した事がある。自分の買った銘柄の値動きに一番注意が行くのは当たり

前だが、市況解説や個別解説などの情報にも触れることになるので、一部とは言え経済の動向には詳しくなる。さとて

て、そで自分の買った株や他の銘柄の動向など予測できるはずはない。

最近の傾向としてTOPICSは1日に500円も上げたかと思えば翌日に『アメリカ雇用情勢・・・・』により200円のダウン、次

日為替の変動予測により200円ダウンなんて日本企業の事ではない要因による荒っぽい変動が多い。証券会社にこ

の商品購入を申し込む際には『自己責任』をきっちりと約束させられる。日本人は自己責任の取れない国民だから

への投資には二の足となろう。


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