食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、カオダイ教』

2014年02月19日 17時51分36秒 | 旅行

総本山はホーチミン市から約100Km離れた所にあり、キリスト教、仏教、儒教、ヒンズー教、

道教と5つの宗教が集合されカオダイ教となった。そこの総本山とベトナム戦争時に掘られ

た地下トンネルが残されているクチを1日で回るツアーに参加した。

カオダイ教総本山は1日に拝む時間が決まっており、私たちは2階からその様子を見学さ

せて貰うことができた。礼拝の時間になると僧侶を先頭に信者が広い本堂に集まって来る。

僧侶の袈裟の赤は儒教、青は道教、黄色は仏教と異なるがあくまでも宗教は1つに集合さ

れたカオダイ教ということなる。

周囲にお坊さん達が住む住宅や学校などが広大な敷地内にあるから、日本の高野山を思

わせる。信者の数は大よそ300万人くらい礼拝堂に降りて中を見学したが私たちは宗教色を

持たないから、大きな興味を引くことはなく、普通に日本のお寺を見ているようだったが、規

模は大きく、その点だけに日本の寺との違いを見い出せた。寺の中に目玉のようなシンボル

マークが目に付く。ガイドの説明だとUS$札のデザインと似ていて・・・・・こんな意味ありげな

ことを言っていたが、その内容をよく覚えていないのに何故かマークだけはきちんと覚えてい

る。過去の海外で一度も雨に遭ったことはないのに、朝ホテルを出る時から天気が悪くなり本

山に到着するまで雨が落ちていた。日ごろの行状がよろしいということで、到着したら雨が止

んでしまった。見物し終える頃には晴れ間が戻り次の訪問地に移動する途中のレストランで昼

食をとることになっており、連れて来られた店は田舎の食堂。ツアーについている昼食だが店のメ

ニューから選ぶことができるから、豪華そうな牛ステーキを頼んだ。日本で食べるようなイメージは

抱かないようにして待つこと15分、やって来たステーキは焼肉風で食べてみると歯応え十分、噛応

え十分、お味淡泊と3拍子揃っていた。おまけにライスは現地特有の長粒種だからパサパサ、噛

み切った肉とご飯はスープらしきもので流し込む。

食べたような、食べなかったような何とも言えない昼食だった。


冬返り

2014年02月19日 17時42分49秒 | 日記

春の足音が聞こえ始めるはずだったのに太平洋側は大雪、それにつられてではなかろ

うが、寒い日が続いている。フキノトウが芽を出し春の香を頂いてから大分経ち蕗のとう

はすっかりと開いてしまったと思っていたら、大半は未だ開かずにいる。つまり最初、見

つけた時から季節の進み具合は足止めを喰らっている。大好きな人には嬉しい追加の

差し入れになる。

我が家もまたフキノトウ味噌にして、少しずつご飯につけて頂くことにした。

こうした天気のおかげで山小屋奥の雑木伐採作業は中断のままになっている。椎の木を

倒し枝葉の始末を終え、幹を切断して車に乗せるため7~8mほど運び出さねばならない。

炭焼きの焚き木にするものは30cm位に切断するから運び出せるが、炭木用だと70cm位あ

り一人では難しくなるので、非力な妻でも大きな助けになる。また、シイタケの原木用に倒

してある楢の木を始末しなければならないのに、これも滞っている。

天気に恵まれ気分も動き出そうとなるには、もう少し冬とのお付き合いが要りそうだ。


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