食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『回想旅行記、漆塗り工房』

2014年02月26日 17時30分59秒 | 旅行

ベトナムは貝殻を貼りつけ花柄や風景の一部に取り入れた図柄に漆を塗り磨き上げた芸術的な作品が、主に観光

客相手に販売されている。工房見学をしてショップに行く例のパターンで販売価格の表示はUS$でしてあり結構

段だからベトナムの一般人ではなく、観光客相手だと直ぐ察しがつく。

工房では若い人が貼りつけた貝殻をサンドペーパーのようなもので磨いていた。貝殻を一枚張るのではなく、貝

構成しているうろこ状の薄いものを貼りつけているようだから、丁寧な仕事が要求される。サザエやアワビなどの貝殻

に見られる独特の色合いを上手く組み合わせて図柄にしてある。

私が買ったものはアオザイ版、見返り美人風で女性の後ろ姿は貝殻で描かれ、周囲の花は描かれたもので全体は

漆塗りになっている。図柄がベトナム女性のしなやかさを後ろ姿で表現している実に落ち着いた作品、私は一目

気に入り購入。東南アジアの女性は全般的にスリムで年配の人も欧米人のような太っちょは殆ど見ない。

南国の蘭、蝶、鳥など派手な動植物を描いたものは華やかで、これはこれで美しいから、一番最初に良いと思っ

ものを買わないと、迷いに迷って決められなくなる。

図柄、大きさによって異なるがA4サイズくらいのものを完成させるのに最低1か月近くかかる。ベトナムも長い間の戦

争で沢山の人が亡くなり、若者たちの数が目立つ。こうした工房でも、若手の技術継承が行われているらしく、作業

しているのは若手が殆んど。先進国はこうした若者たちを安い労働力だけとして使い捨てにしないで、育成していく

ことで社会貢献を果たすべきだと思う。

 漆塗り


『ザーサイの仮漬け』

2014年02月26日 17時24分41秒 | 日記

ネットで知ったザーサイの先人(http://duckbill21.blog75.fc2.com/blog-entry-544.html)のレシピに従い、仮漬

けを執り行った。先人はザーサイを切って干しておられたが、私は切らないで干してみた。というのが、中国から

輸入缶詰はそのままだったから真似をしてみただけのこと。21日から昨日まで干したら小さいものは少しシン

リ加減になり、全体的に乾いてきた感じはする。本場の記事を見るとザーサイの干しは丸のまま天日干し、その

後に絞り機なるもので水分を搾り出すとあった。

ここのレシピは最初に7%の塩水に漬け、徐々に塩分を増やしていくとあるから、浸透圧の関係で水抜きを促進

させるのだろうか。昨年はカビが発生し全滅してしまったが、どうやらザーサイが空気と触れるような形になっ

ていたようだ。先人のコメントにも空気に触れるとカビの原因になることを示唆していた。

妻の言だと『筍の保存と同じ』。筍も保存する時に筍本体が空気に触れるとカビがくるそうだから、前回、作る時

に妻の知恵を拝借していたら案外と上手くいっていたかもしれない。

兎に角、リベンジは始まったばかり。可能な限り空気を抜きザーサイが空気に触れないようにしたビニール袋詰

めのものと、フードセーバーの真空容器の2種類に漬けてみた。冷蔵庫と分散保管も一つの方法だが先人は発

促進の影響を回避するため、最終的には常温保管だった。

私は・・・うーん、どうする。

 

    Ziplockの1袋に塩水は2㍑、真空容器は1㍑


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