食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『雑想考、関心外終戦記念日』

2013年08月16日 16時34分00秒 | その他

昨日は68回目の終戦記念日だった。日本国民のとりわけ若い層になるに従い太

平洋戦争および、それにかかる日本軍の侵略行為について関心は薄く、中には

戦争自体を知らない者すらある。

被害を受けた中韓および東南アジア諸国では戦勝記念日、敗戦国の日本では

敗戦を記念するのはおかしいだろうから、終戦記念日となっている。政府も国民も

他国への迷惑を顧みながら未来に向けて進むべきなのに、どうも政治家は諸外

国との折り合いの付け方の知恵がないらしく、政治勢力が大きくなると平気で諸外

国との軋轢を生む。政治家の靖国神社への参拝、戦犯の合祀問題など根本的

なことは、もっと論議し日本自身が解決しておかないと、中韓との軋轢は未来永

劫に解消されず、事がある度に問題化しギクシャクし続けることは明白だ。

いつも比較されるのがナチスドイツとヨーロッパ諸国との関係だ。ドイツはナチス

との徹底的な決別を図り、戦争の後始末に周辺国からの理解を得てきたから、

今の時期に何かと非難、批判されることは聞かない。

日本には日本の論理があろう。ただ日本の独りよがりにならない形の解決策を

出すのが政府であり政治家のはずだが、今や烏合の衆に国運を任せる選択を

してしまったからには、おかしい動きに目を凝らす必要がありそうだ。

国民が猛暑だの、アベノミクスで景気が回復だのと目の前だけを見ている内に、

気づいたら中韓と取り返しのつかない状況になるやもしれない。

平成元禄の日本国民よ、少しでも自分たちの将来を心配した方がいいと思うが。


『草刈りと彼岸花』

2013年08月16日 16時32分32秒 | 日記

団地前の川土手は自生の彼岸花が咲く。しかし今のままだと草むらの下になり微か

に赤い色を見るに過ぎない。昨年は9月に入ってから川土手の草刈りをして、彼岸

花開花に備えようとしたが、その時期だと草が伸びすぎ背丈近くになるものも多く、

大変な労力を必要とした。少し早目に刈り取ると開花までに草が復活することもあり

思案のしどころだ。今年の猛暑、こんな中であの草と格闘するには相当の根性と闘

志がないと、すぐヘナチョコになりそうだ。かと言って頑張り過ぎると熱中症の罠には

まってしまうから、いい加減な落としどころを心得て向かうしかない。

心して、川を渡り向こう岸に着いた途端、恵みの雨が降り出し一旦リタイア、音色の

いい雨音を聞きながら雨が止むのを待つ。纏まった雨とは言い難い、しかし久しぶ

りだから有り難い雨には違いない。これだけ降っても野菜の葉の下には十分に行き

届くものではなく、お湿り程度でしかない。雨上がり直後は一旦冷やされるから草刈

りの再開も快適にスタートできる。やがて出て来て欲しくはない太陽さんが照りだす

と、湿度と共に一気に温度が上がり、汗が吹き出し、背中を流れ、顔を伝い、手の甲

にまで流れて来る。日陰に避難し水分補給、休憩、さあ再開と立ち上がろうとすると

クラクラがつくような調子だ。雨上がり後の蒸し暑さに痛めつけられながら、最終予定

の1/3くらいは刈ることができた。背丈は高いものでも私より低いから、昨年よりずっと

短く今の内に刈ってしまえば、彼岸花の咲くまでにもう一度草刈りをすることになって

も、楽な草刈りで済みそう。


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