食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『夢追人、あとがき』

2013年08月11日 17時33分37秒 | 趣味

取り急ぎ思い付いたことをワープロに向い文章にしてみた。考えながらワープロに

直接打ち込んだ為、構成、誤字、表現に適切さを欠いているケ所が多々あると思う。

また、文才に欠ける為、み冗長なことも否めない。どんなことをどんな風に感じなが

ら、やっていたのかが分かればいいと思って纏めたものだ。

思いついてから僅か10日間でゲラが完成した雑なものだが私の記録として残してお

きたい。ぺージ付けはワープロが簡単やってくれるが、あえてべージは打たないこと

にした。不親切からではなく、開いたページを勝手気烬に読むためだ。

アマチュア無線はまだ進行形で、沢山のことがあり今、纏めてしまうと中途半端にな

ってしまうのでもっと先に纏めることにした。

趣味として、してきた事は書き切れないほどあるが、一端ここで区切りにし第2弹は別

の機会に完成させたい。趣味は何かの形で家族に参加させる形をとらないと単なる道

楽に過ぎなくなる。幸い我家では今回紹介したものはちょっとでも家族に関わり合い

が持てるようにしてきたので『親父が一人で呆けている』姿には映らなかったと自負し

ている。

次の趣味として用意した『押し花』は妻とボチボチやっていけたら、と思っている。

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第3章は進行中の趣味を取り上げたものだから、中途半端な形で終わりを迎えている。

これ以後も、夜中・明け方を問わず珍局情報を得る度に運用を続けた。度重なるパイレ

ーツに何度もくじけかけては立ち直り、頑張ったが最後は1A0(イタリアの特別局)のガセ

で運用を辞めてしまった。

最終的に257カ国と(正式には国または地域)交信を果たした。無線を通じて知り合った

アメリカ人Rayさんとは何度も交信、文通を続け2001年6月にはサンフランシスコの自宅

にも出かけた。Rayとの出会は可笑しいものだった。7M帯で私は国内向けのつもりのCQ

を出していたら私にはノイズ混じりで『JA6IVM』に聞こえJA6だから九州の局だと、ばかり

思っていた。ところが名前はRay、住所はSFと返信があった。混乱する頭を整理してみる

と(J=・---)ではなく(W=・--)が正しいようで、これならばWA6アメリカだから名前のRayも合

う、住所はSanFrancisco。いつもはアメリカの局が出ないような時間帯に弱い信号のアメ

リカの局が出ていたから聞き間違えたのだ。

JA6IVMさんは実在しておられWA6IVMとよく間違わられると嘆いておられた。

無線のことをきちんと纏めておけば沢山の面白いネタがあったから、面白い展開になった

ものと思う。アマチュア無線を中途退学して暫くしてから、後輩が誘ったラジコン・ヘリコプ

ターにのめり込み、面白さと共にマネーも随分と墜落した。歳を重ねても、夢ならぬ夢らし

きを追い続けることは、飽くなき探求心にも通じるところがあり、今だ成長過程にある証で

ある。それは『 青春とは人生のある期間ではなく心も持ち方を言う』と詩を詠んだサムエ

ル・ウルマンの言わんとすることにも通じている。


『マダニ騒動』

2013年08月11日 17時31分03秒 | 日記

ここ数年マダニに噛まれてSFTSウイルスにより重篤な症状となり死亡に至った例が

報告されている。まさか、この辺りにウジャウジャいるローカルネーム『フジ』ではなか

ろうな、と思いつつ気にかけていた。数例の死亡報道があり、意を決して調べてみる

とやはりフジがマダニのことに間違いなかった。フジに気を付けろと言われても、先述

のようにてんこ盛りでいる奴の事など気をつけようもないではないか、それほど居ると

思う。狩猟を止めたから野生児のように道なき道や獣道をうろつくことはなくなったが、

雑木林や笹薮の中は入るからマダニとの出会いは多々あると思う。

私の知るマダニの生命力はとてつもなく強い。生まれてから餌になる動物にくっつくま

で餌は露を飲むだけで笹の裏についてジッと待っているのだ。運よく動物に辿り着け

たら、体長の数十杯にもなるほど血を吸い小豆大になってこれ以上、血を吸えなくな

るとぽとりと落ち、吸った血で日々を暮していく。狩猟で獲った狸には首筋、脇(手足)

の下には数えることなど出来ないほどのマダニが生息している。狸が死に体温が低下

するとマダニが毛の下から毛先に移動する。

その数、思い出しただけでもぞっとする。物好きな私、狸の皮をなめしにして何かに使

おうと、板に皮を張り天日に干してみたがマダニのオンパレードに閉口、川に皮を沈め

ておけば死んでダニが居なくなると思ってトライしたが、それでも全滅させることはでき

ず諦めた。それほどの生命力を持っているのだ。

猪は狸のように毛が密集していないし皮が堅いからマダニは付き難いがゼロではない。

藪の中や雑木の中に犬を入れるから、当然の事マダニが付き、耳付近で小豆大になっ

ていることがままある。だから、山に入れた後は猿の蚤取り、宜しく犬のフジ取りをしてや

る。食いついている小さなダニの首筋を引っ張っても犬の皮と共に引っ張られ離れない。

口は釣り針の返しのようになっており外れにくい構造になっており、ダニの首からちぎれ

ることが多い。私は破れにくい生地のズボンや長袖のシャツで防備しているから噛まれ

たことはないが、服の上でゴソゴソしているのを見つけることはあった。そうしたことを経験

してから数十年後、こんな騒ぎになると思いもしなかった。

だから都会で狸の親子や夫婦が庭先に出てくると餌をやっている映像を見ることがある。

この騒ぎが始まる前から、狸などに関わるとフジが家の周りに生息することになるのにと、

要らぬ心配をしてあげていた。こうした生態を知らないで、単に可愛いだけで接している

、とんでもない代償を払わなければならない事態もありうる。


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