いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ナミアゲハチョウ

2009-09-13 21:58:13 | 

9月4日の記事でキアゲハみたいに黄色っぽいアゲハが居たが、

上側の翅に黒い部分がないのでキアゲハではないし・・・ナゼ?だろう?と書いて置いた。

で、今日チョコッと検索をかけてみた所、みつけたよ~~、回答。

【夏型のアゲハでは(春のアゲハに比べて)特にメスは黄色が強くキアゲハと間違われる事がある】

不思議だな? と思っていた小さな疑問が解けてスッキリした。




仲良くジャレる様に飛んでいる所を撮るも・・・まともな写真一枚もナス!

ただ、見て頂ければ翅の色の違いだけは判るかと・・・

つまり、手前に黄色っぽく見えている方がナミアゲハのメスらしい。






今年はナミアゲハチョウの飛翔する姿がいつも以上に多く見られるような。





若くて綺麗な模様を見せて飛び交うナミアゲハチョウ。

けれども・・・その陰ではこんなことも。






セセリチョウの視線の先に居るのは・・・





黒いはずの翅の模様が色がぬけたかのように薄く茶色っぽくなって、

後ろの翅は激しく痛んでボロボロに千切れている。




それでも、私が見ている間、弱弱しい移動の仕方ではあったけれど、

蜜を求めて花から花へと・・・・・生きている限り自分の力がある限り頑張るのだろう。





自然の生き物を撮る機会が増える内に、厳しいけれど健気に生きている

小さな命に感動すること、教えられることも多くある。






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4 コメント

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蝶の一生 (pochiko)
2009-09-14 00:25:28
ナミアゲハ、こちらでも良く見かけます。
アゲハだけど種類と共に夏型とかあるんですね。
そこまでは知らなかったです。

花から花へと、蜜を吸って気楽な生活に見えますが
いろいろな障害や敵がいたり
こんなふうにボロボロになるまで生きられるのが珍しいくらいなのかなぁ~
自然界って厳しいよね…ボロボロのアゲハの写真にジンと来ました。
どんな人生でも命を全うするって事なんでしょうね。

相変わらずアゲハの写真バッチリ撮れてますね^^
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Unknown (MARIN-MAMA)
2009-09-14 15:45:05
この羽は精一杯生きてきたことの証ですかね。
最後の最後まで食べることを忘れずに精一杯生きる・・・とっても難しいことだと思うけど、自然の中で生きる命たちはみんな当たり前にそれをしてるのね。
あるがまま、運命を受け止めて、その中で精一杯生きているのですね。
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命のある限り (azami)
2009-09-14 20:24:37
pochikoさん、こんばんは~。
そうみたいですね~アゲハの種類っていろいろいますね。
で、春型と夏型があるってこと、私も写真を撮るようになって知りました。
春型アゲハの方が小さくて色が鮮やからしいです。

このアゲハを見つけた時、ちょっとビックリでした。
何より翅の色がすっかり落ちていて・・・
綺麗な姿で飛んでいた時期が過ぎてこんな風に変わっていつか終わりの時を迎えるんだな。。。そう思うとチョト感慨深いものがありました。
過酷な自然の中で傷ついても、尚命の限りは生きようとするんですよね~。
少しのことでも、すぐに弱気になる自分をチョト反省です。

写真、褒めて下さってありがとう~嬉しいな♪
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Unknown (azami)
2009-09-14 20:45:36
MARIN-MAMAさん、こんばんは~。
痛々しいくらいに千切れた翅、多分?いろいろな災難に遭いながらも生きて来たってことでしょうね。
そうそう、どんなに傷ついて終わりが近づいていても野性の生き物たちって自分の力だけで最後まで頑張るんですよね。
そうすることを当たり前のこととして。
そこの所が一番凄いな。。。偉いな。。と感じる部分ですね。

ワンを始め小さなチョウやトンボ小鳥もそうだけど、人間より凄いなと思うのは
泣き言や文句を言わないで(言えないけどね)あるがままを受け入れて、それでも諦めないで生きようとするエネルギーを持っていることよね~。
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