昨日は久しぶりに一日中雨降りで、今日は午後に一雨あって、又、夕方にも一雨降った。
雨が降ると俄然生き生きとして、美しさを増しアジサイが喜んでいるような。。。
梅雨を彩るアジサイの花、この時季もっとも好きな花。

今か今かと咲き始めるのが楽しみな「隅田の花火」

かたい蕾が殆ど、これから1つ2つと小さな花(両性花)が開き始める。

青い小さな花(両性花)に雄しべ雌しべがツンツン立って可愛いらしい。


真っ白のアジサイのはずが・・・今年は段々とブルーを帯びてきた~

私は子供の頃の記憶から全体が丸い形にく花(装飾花)で覆われるものが日本古来のアジサイなんだろうと思い込んでいた。
子供の頃、身近にガクアジサイという物を見たことが無かっただけのことなんだけど。
それが間違いだったことを今頃になって知るとは・・・こんなんばっかりじゃ~。

咲き始めの淡い色合いは優し気~。短いこの花色の時期も好いもので。

↑のアジサイが何日か経つとこんなにあざやかなブルーに変身。アジサイの変身ぶりには驚くものがある。
ちなみに、西洋アジサイではなくて、植わっている場所の加減でこんな濃い色になったと思われる。

原種は日本に自生するガクアジサイだったとは・・・・
それを日本では勿論のこと、海外にも持ち帰られ品種改良がなされ沢山の新しい種類のアジサが作り出されて、
私たちが育てたり鑑賞したりしているってことだそうな。。。

写真を撮るようになるまで紫陽花の花がこんな風に咲くものだって知らなかった・・と、言うか、
こんな小さな花がいっぱい集まって咲いているってことさえ、気が付かずに見ていた。

この写真を撮った時は周りの花びら(ガク片)が白くてとても清楚だったのが、日を追うごとに徐々に僅かに青みを帯びて来たり、
別の場所では少しずつピンクや紫色を帯びて変わっていくのを眺めるのも楽しみの1つ。

家の周りに咲く紫陽花の殆どが「挿し木にどうぞ」と言って頂いたものばかりなのだけど、
月日の経つのは早いもので、今やあんなに小さかった小枝がここまで大きくなったとは思えない程、
丈も枝ぶりも立派になって・・・・(成長の速い木だから30年も経てば剪定しても、しても大きくなっていて当たり前だけど)

花を眺めている時も、今、こうして記事を書きつつも紫陽花が好きだった懐かしい方の顔を思い出す。
花って良いよね。。。と思えるのは、その花の時季には必ず思い出せる人が居たり出来事があることかもしれない。