半ぐれ行政書士の徒然日記-Ⅱ

信州は小諸の半ぐれ行政書士
仕事のこと、地域のこと、様々な出来事を徒然なるままに書き記します

受験勉強考(4)~“脳ミソに汗を掻く”ことが大切

2005年09月02日 | 行政書士試験
 昨日から9月に入りましたが、こちら信州・小諸は、ここ2、3日残暑が厳しく、汗を流しながら仕事をしています。皆様のところはいかがでしょうか。
 小諸はお隣の軽井沢に比べると2~3℃気温が高いものの、本当に耐えられない夏場の暑さは、あっても年に2、3日といったところでしょうか。ここ数年でクーラーを導入する家庭や事業所が増加しましたが、私のところは自宅も事務所も“天然クーラー”でまだまだ十分耐えられます。
 
 さて、前回、前々回と過去問の大切さについて書きましたが、今回は若干前回までの補足的なお話をしたいと思います。
 タイトルの“脳ミソに汗を掻く”って何?と思われた方が多いと思います。
 十数年前に私が司法試験受験生であった頃、ゼミを主催されていた弁護士の先生が「君たちは脳ミソに汗を掻いて勉強しているか。」とよくおっしゃられていました。
 “脳ミソに汗を掻く・・・ハァ?”最初この言葉を聞いたとき、私は全くその意味が分かりませんでした(あるいは今も分かっていないのかもしれませんが・・・。)。
 私の薄っぺらの解釈によれば『(脳ミソにアブラ汗を掻くぐらい)じっくりと深く思考して勉強する。』あるいは『腰を据えて徹底的に頭を鍛えぬく』ということでしょうか。
 何故この話をするのかといえば、試験が近づいてきたこの時期は、焦燥感からノルマをこなすことにばかり気がいき、上辺をなぞるだけの勉強になりがちだからです。合格できるか否かは最後まで自分を信じて基本を忠実に繰り返し、徹底して自分を鍛えぬくことができたかにかかってきます。
 もし現時点でこの作業ができていない方がおられるとすれば、せめて幾つかの基本的な論点についてだけでもいいのでしっかりと法的思考力を巡らせて“脳ミソに汗を掻いて”いただきたいものです。